
大雪に見舞われている地方もあるようですが、
北国に住んだことのない私には想像できない光景を
テレビの画面で見て震えております

事故のない事をお祈り致します。
さて、今年最後の展示会のお知らせです

二人の宇宙展 ~結晶の妙~
展示期間:12月17日(火)~12月22日(日)
開館時間:10時~17時
※12月23日(月)~1月6日(月)まで休館致します。


“二人”とは、自由風窯(じゅんぷうがま)の主・山下郁典さん
生楽陶苑(きらくとうえん)の主・園田一成さん のこと


一番手前の器は、何を盛り付けてもいいね~。
お漬物5種…とか、箸休め色々…とか、おにぎりを並べて…とかね


ゲットしてお正月に使おうかな~、と密かに思っているところ



(陶芸教室もあるそうです)
特に先生にはつかず、自分で図書館に通って調べ、バラして研究し、
釉薬もすべて自分で作り出して来た、と話して下さいました。
人と同じものは作らないように、
自分にしか出来ない物を追い求めていると



一つひとつ、結晶の付き方、色合いが微妙に違っていて、
眺める楽しさも味わえます

どうしても写真では写せません。実物をご覧下さい



講座終了後、生徒さん方が「もっと学びたい」ということで、
「西都陶芸部」を設立して7年。
毎月2回作陶活動を展開しています。
場所は西都原のガイダンスセンター横の工房。
「部」だから先生はいないけど、聞かれたら教えているとのことです

「趣味にとどまらず、追い求めていけば伸びるものですよ」と
熱く熱く話して下さいました


シラス(火山灰)を使って木の葉天目に。
これもまた、とっても珍しい作法とのこと。
成形した器に木の葉を置いて焼く…葉は燃えて灰になり…焼き付けられる…

葉がちじまらないで、綺麗な形で残せるかどうか。ここがすごい技術

「超難しい技」だそうですよ





先月、夢たまごで「布花と器との出会い」展をなさいました。
今回は結晶釉の作品をメインに展示。
これは県内では非常に珍しい作品だそうですよ


どうしても写真に写すのは難しいのです

実物を見に来て、手にとって眺めて下さい。
とても美しい…全部違って全部いい(金子みすゞさんじゃないけれど)




現代では、様々な製法があるけれど、
火山灰など、自然のもの(素材?)を使ったものに戻したいね、と。
この粘土はどんなんだろう、と採ってきて焼いてみる…
土を採って調べてみる…。
釉薬作りは、形成や焼きよりも面白いヨ


今年最後の展示会を、どうぞご覧下さい。
お待ちしております




















次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 5人の宮日無鑑査展~絵画・写真・書道~
展示期間 : 1月7日(火)~1月19日(日)
(2週間ですので、13日の月曜日は開館します)