蝉しぐれも気だるそうな暑い夏が戻っています。こんな日は、涼しいギャラリーにおいでください
素晴らしい展示会のご案内です
ポケットの中の模型展
展示期間 ： ８月１２日（火）～８月１７日（日）
開館時間 ： １０：００～１８：３０ （最終日は１６：００まで）
今回で５回目の模型展です。西都市周辺の模型クラブの皆さん２２名の力作が勢ぞろいしました。
どなたもウン十年のキャリアで、いわば師範クラスの腕前
（そんな制度はない？）
出品者 （敬称略）佐保伸二・河野 巧・日高邦宏・KENICHI HAMASUNA・河野 功・工藤昌昭・渡邉 愼
つぶ・那須雅宏・長友久幸・照屋康太郎・杉田 匠・原 裕二・ OMEGA・Ⅱ
図師慶二・戎井聖貴・伊藤勇祐・松木一郎・伊藤茂夫・矢野英史
松木健汰郎（小６）・矢野優希弥（９歳） の皆さんです。
渡邉 愼・作 「戦艦 榛名」メーカー：フジミ スケール：1/700 製作時間：80時間
～コメント～
1/700の艦船に木製甲板と、純正エッチングパーツを組み込んで初めて作りました。
エッチングの勉強になりました。
この作品は、友人の父上がこの艦でS19年10月26日サマール沖海戦で戦死されていて、
その慰めになればと、製作しました。
「キットセットを取り寄せ、更に木製甲板や手すりなどのパーツをオプションで買い、こだわりの作品に仕上げました」と細部にまでていねいに説明して下さいました
河野 巧・作 「ガールズ＆パンツァー・４号D型改H型（あんこうチーム仕様）」 メーカー：タミヤ
～コメント～
ちょっとインチキしましたが、大洗仕様を作るならこのキットが一番楽です。
出来はタミヤなので全く問題ありません。
チームのフィギュアはプラッツのものを素組にて使用しています。
原型師さんが違うため、キャラごとに結構バラつきがあります。
この小さな女の子達と後ろの戦車がセットで、“あんこうチーム”と“カメさんチーム”があり、戦車に乗って戦うゲームのアニメだそうですね…
この小さな５センチ弱ほどのフィギュアにもこだわりがあるそうで、金額もそこそこの値だと聞きました
左・（父）松木一郎・作 「HGUC マラサイ（UC版）」スケール：1/144 メーカー：バンダイ 製作時間：約40時間
右・（息子）松木健汰郎（小６）・作 「HGUC フェネクス」メーカー：バンダイ スケール：1/144 製作時間：約２０時間
～(父上)のコメント～
ユニコーン版の緑のマラサイです。基本的には素組ですが、アーマーやヘルメット、
ひじの裏側など、見えない所にディティール追加しています。
濃淡のグリーンは調色で４色ほど作り、パネルラインで塗り分けていますが、
よ～く見ないと２色しかわからないかも。
全体的に密度感ある仕上げを目指しました。
～（ご子息）のコメント～
初めて色を塗って作りました。お父さんに教えてもらいながら
パーツのヤスリ掛けをしましたが、時間がかかって大変でした。
エアブラシで金色やグレーを塗装しました。金色がきれいに塗れたと思います。
一生懸命作ったので、完成したことがとても嬉しかったです。
右の写真が健汰郎さんで小学６年生。「物心ついた頃にはいじっていて、小学生になる前には組立もしていたんです」とお父さんはニッコリ
関係者からも、お客様からも、「ほ～、素晴らしい色を出しているな～
と絶賛の声。いつも仲良く製作している光景が見えるような素敵な親子です
初日の朝一でNHKテレビと、ラジオの取材がありました。
どちらも、お昼の番組で放送され、その直後から問い合わせの電話が次々に…
「高鍋町から、テレビを観て来ました
」と小学生の男の子とおじいちゃん、おばあちゃん。男の子の瞳はとっても嬉しそうに楽しそうに輝いていました。
また、ガンダムのコーナーでは女性の方が
「息子が子供のころ、夢中になってガンダムを組み立てていたんです。
なつかしい～。あれはどこに行っちゃったんですかね～。
とっておけばよかったなぁ。鑑定団に出したりして…アハハ」と。
主催者の方も話していらっしゃいました。「これ程の数（１４１点）の模型を一堂に展示する場所がなかなか無くてね。
好きな人が見る機会も少なくて…」と
ですので、これは大チャンスです
夏休み、ぜひご家族でご覧になって下さい。
展示種類としては、
戦車・戦艦・戦闘機・車・キャラクターモデル・フィギュア・城 です。
製作者の方々と話せば、日が暮れるまで、尽きることなく熱～いトークの時間を楽しめますよ
お待ちしております。
次回の展示会のお知らせ
展示会名 ： 加藤直樹 「陶展」
展示期間 ： ８月１９日（火）～８月２４日（日）
