市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

手拍子という楽器

2012年01月08日 | 日記
1月7日のぞろ目ライブの報告です。
寒い冬の夜にもかかわらず、大勢のお客様に来て頂き、ありがとうございました。

挨拶。背景に掛かっているのは、開催中の「手作りニット展」の作品です。
ぞろ目ライブは、このようにギャラリーとして展覧会とのコラボが特徴です。
ピアノ伴奏の日高まさ美さん、ヴァイオン奏者のゼーウェンあすかさん。
宮崎と東京の住まいのため、顔を合わせたのは1週間前。
年末年始、リハーサルを重ねてこの日を迎えました。
約100席はほぼ満席。
小中学生のお子様もいつもより多くみられました。

先ずはピノキオより「星に願いを」から。独自のアレンジでスタートです。



ピアノ伴奏の日高さんには、愛くるしい小学生の息子さんがいます。
一番前の真ん中の椅子にかけて、ママの渾身の演奏を見守っていました。
力強く優しく…ヴァイオリンとの息もぴったり。
ムーンライト・セレナーデ…タイスの瞑想曲…あなたが欲しい…リベルタンゴと続きます。



演奏者から問題を出されました。
「この会場にいる誰もが今持っている楽器がありますが、何でしょう」と。
それは「手」でした。
手をたたいて音を出すことが、「楽器」を演奏することだなんて!
観客参加企画では、「トルコ行進曲」のメロディーに合わせて、
二手に分かれたお客様が交互に手をたたいて「楽器」を演奏しました。
100人近い「楽器」の息もピッタリ合い、リラックスした笑顔が広がります。


アメイジング・グレイスは、恩師の川畠正雄先生の監修により出版された版であり、
あすかさんに勧められたものを演奏。
あ、こんなアレンジの演奏もありなんだ!
中には小さな声で歌っている方も…。
ヴァイオリンのマイクなしの消え入るような小さな音も、目の前だからこそ全て聴き取れました。

全18曲のラストは、私の大好きな「チャールダーシュ」。
渾身の情感あふれる高度なテクニックの演奏での、宮崎デビューでした。
アンコールは、ウィーンフィルハーモニーオーケストラが
ニューイヤーコンサートのアンコールで必ず演奏するという、
「ラデッキー行進曲」を、「拍手という楽器」で全員で演奏。



次の日とその次の日も、聴かれた方が数人わざわざ夢たまごに来られて
お褒めの言葉を下さいました。
皆様、ありがとうございました。

来月のぞろ目ライブは2月2日(木)です。
後日お知らせを掲載いたします。







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