市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

潜空服展

2011年06月14日 | 展覧会情報
梅雨空も中休み。
あいそめ広場には、バンドの練習を始めている男性もいて…
ギャラリー夢たまごでは、今日(14日)から「潜空服展」の展示会を開催します。
作者の黒木究(きわむ)さんオリジナルの、
めったに見られない作品がたくさん展示されています。
ぜひ、お誘い合わせてお出かけください。お待ちしております

展覧会名:潜空服展
開催期間:6月14日(火)~6月19日(日)
開館時間:10時~18時



           
                      箱をみつけた。
                      ドキドキしながら開けてみた。
                      魚のかたちをしている。
                      「潜空服」?
                      ちいさいころ、おじいさんが話してくれた。
                      むかし、潜空服職人がいたこと。
                      ほんとうだったんだ。
                      「潜空服職人」っていたんだ。
(潜空服職人ものがたり より)



作者はこんな方。
 

                                          トビウオのサンティアゴ君のための潜空服   
    

潜空服について(作者のことばより)

 僕が小さかった頃、川の中から潜水服を着た人が
ゴボゴボと、ものすごい泡を出しながら、揚がってきたのを見た。 
大きな金属製の頭や、ごわごわの服にびっくりし、その特別な質感が幼い僕の心に残った。 
水辺が、海が、船が好きな僕は若い頃には海にでた。
絵を描くことも、工作することもまた、大好きな僕は、
南米ペルーでアンデス文明の品々に触れ、美術の道に踏み込んだ。
それらの品々は、豊かな心の産物だ。
こうして創作のために空想をめぐらす時間が多くなった。
この空想の世界こそが僕の「大航海時代」だ。
脳の中の大海や、島々、文明、生き物の世界を旅する。
体感できるもっとも広い世界だ。
その世界で潜空服に憧れた魚たちに出会えた。
いつか潜空服をつくってあげよう。
僕が小さい頃にびっくりした潜水服のような潜空服をつくってあげよう。
これを着て、人間が水中を覗きにいくように、君たちも空気中に遊びにくるといい。
そしてもっと君たちと一緒に空想の世界をふくらませよう。


巨大ミジンゴ坂田君のための潜空服


   



次回の展覧会のお知らせ
展覧会名:永井二郎個展(油彩・水彩画)
開催期間:6月21日(火)~7月3日(日)






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