4年生 社会福祉体験
生野聴覚支援学校から講師をお招きし、「きこえにくいってどういうことかな?」(聴覚障がい)についてのお話を聞き、障がい理解学習を行いました。
聞こえにくいとどんなことに困るのかについて、どうすれば聞きやすくなるのかについて等、お話を聞きながら考えました。聞こえにくい人と話すときには、「大きめの声で」「近くで」「しずかなところで」「前から話しかけて」などを意識することが大切だということがわかりました。
代表の子どもたちが補聴器を使う体験をしました。
補聴器を使ってみて「声は聞こえるけど、聞きたいこと以外の他の音も聞こえてモヤッとした。」「いろいろな音が混じって、聞こえにくかった。」などの感想がありました。
続いて、イヤーマフをつけて「きこえにくいってどんなかんじかな?」を体験しました。
「聞こえにくい」ことを体験して「取り残された気持ちがした。」「聞こえないので、話している人に近づこうとした。」などの感想がありました。また、授業の最後の感想には、「だれに対しても、わかりやすく書いたり身ぶりをつかったりして説明しようと思った。」「困っている人に気がついたら、手助けをしたい」などがありました。今回の体験や学習を通して、まわりの人のことをわかろうとする気持ちを持つことが大切だと考えることができました。
5年生 図工 「絵を読もう」
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の『最後の晩餐』を鑑賞しました。絵の中に描かれているものを読み取り、みんなで考えを出し合うと、たくさんの意見がありました。
さらに、描かれているものだけでなく、気持ちやセリフなども、絵から読み取り、想像しました。この絵は、イエスが「あなたがたのうちの一人が、わたしを裏切ろうとしている」と発言した瞬間が描かれたものだそうです。その説明を聞いて、様々な想像を膨らませました。描かれている人物がそれぞれなんと言っているのか、セリフを想像してみました。
実際に、絵の通りのポーズをしてそれぞれの人物が何と言っているのかを発表しあいました。想像力豊かに、伸び伸びと意見交流していました。
絵を読み取ると、話し声や料理の匂いを想像するなど、五感を使って絵を鑑賞をすることの楽しさを実感する鑑賞授業でした。
図書館の展示
昨日の委員会活動から。図書館の図書委員会のコーナーの展示内容がかわりました。今回のテーマは「映画、ドラマ、アニメになった本」です。
映像化された本がたくさん紹介されています。
読書週間献立のコーナーもありました。箕面市では、秋の読書週間に合わせて読書週間献立という取組みを実施しています。本の中にでてくるおいしそうな料理が給食に登場します。
11/1(火)『ありがとう、アーモ!』より「アーモのトマトシチュー」
11/4(金)『妖怪アパートの幽雅な食卓』より「しめじご飯」「秋鮭のチャンチャ焼き」
11/9(水)『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んではいられません~』より「パルゥハンバーグ」「ポメスープ」
給食時にパワーポイントでも紹介される予定です。実際に図書館に出向く人がグンと増えると思われます。まさに「読書の秋」ですね。
4年生 「あすチャレ! スクール」
10月20日(木)に、日本財団パラスポーツサポートセンター主催のパラアスリートから学ぶパラスポーツ体験型出前授業 「あすチャレ! スクール」 が実施されました。
まず、講師の方のデモンストレーションがありました。バスケット体験前には競技用の車いすに乗り、素早いドリブルやシュートをするパラアスリートのプレーを見て子どもたちは、歓声をあげたり「ガンバ!」と応援したりする姿がありました。
次に、パラスポーツの体験を行いました。代表の子どもたちが競技用車いすに乗り、バスケットボールのミニゲーム行いました。一生懸命車いすを操作しプレーをする姿や、友だちのがんばりを応援する姿が見られました。体験した子どもたちから「曲がるのが難しかったけど楽しかった。」「相手の車いすの使い方がうまかった」「バスケは得意じゃないけど楽しかった。」「始める前は怖かったけど、やってみると楽しかった。」と感想がありました。
サプライズで、先生たちのミニゲームもありました。
最後の講話では、パラスポーツを通じて得た経験を交えながら、 「互いにお話をすることが大事。」「その人の身になってみる。」「やってみる!チャレンジが大事。」「きっかけを大切に。」「夢を目標に変えよう。」など、障がいについてや、夢や目標を持つことの大切さ等についてお話しいただきました。子どもたちからは「障がいがある人がいたら、 手伝えることがあれば、ぜひ手伝いたいです。」などの感想がありました。帰宅後、「今日はいままでしたことのない学習をしたよ。」「知らなかったことをたくさん知ってん。」などと話す子どもたちだったとお家の方からお聞きする機会がありました。
「あすチャレスクール」という貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。