1時間目に避難訓練を行いました。この訓練の前に各クラスでは事前学習として、クイズ形式にして火災について考える時間を取りました。「日本で起こる火災の数は?」「火災の多い季節は?」など。10月30日の学園ブログでご紹介しています。
「これは訓練です。ただいま4階理科室で火災が発生しました。先生方は、教室の扉や窓を開けて教室で待機してください。」と放送が入りました。その後、避難を促す放送で、子どもたちは廊下へ整然と並び、押すことも、走ることも、しゃべることも、戻ることもせずに(合言葉は、おはしも)避難を開始しました。
避難した順に小グラウンドで並んでいきます。落ち着いて、整列し腰を落としていきます。
全46クラスの避難が確認できると、担当教員から避難訓練についてお話がありました。
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「一人ひとりの命は大切なものです。一つでも欠けてはいけないものです。そのためにこの訓練を行っています。」
1年生から9年生の、どの子どもにもしっかりと伝わる言葉を選んで、訓練の重要性を伝えました。
その後、校長から訓練への参加の様子の講評がありました。①落ち着いて行動できたこと。しゃべる人もなく、一生懸命に訓練できたことが素晴らしいでした。
②大切な命を守るためにも、落ち着くこと、話を聞くこと、危険からまずは遠くに離れることが大切であることを覚えておきましょう。
③学校にいるときではなく、登下校時に災害が起こったら、、、。たとえばスクランブルまで来ていたら学校に避難しよう、スクランブルまで来ていなければお家に戻ろう等、この訓練のことをきっかけにお家の人と具体的にお話してみましょうと話しました。
NZとの英語交流(456年英語クラブ)
25分休憩にTui Glen SchoolのみなさんとZoomを用いた英語交流を行いました。
多目的室ではZoomブースをいくつか設置して、小グループに分かれての英語交流をしました。
ハット市に行く用事がおありの文化国際室の方が、英語クラブの子どもたちが書いた自己紹介カードをTui Glen Schoolに持って行ってくださいました。そして返事を持ち帰ってくださいました。今日はそれぞれの相手にメッセージを用意して臨んでいます。
それぞれのブースで、質問をしたり、質問に答えたりする楽しいやりとりが聞こえてきました。Do you have a pet?と尋ねたら、Eight dogs.と答えがかえってきた!と笑顔で話す人がいました。25分の短い時間でしたが、海外の人と英語で交流をすることを楽しむチャンスをつくっていきます。
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5年総合
5年生は6月にネパールの子どもたちとオンライン授業での交流を行いました。英語でプレゼンテーションを行ったり、手話を交えた歌を披露したりしました。いろいろな質問を交わしあいました。
今日のネパールスタディでは実際にネパールでホームステイを経験した大学生のお二人にその経験談を語っていただきました。
ネパールは雨季と乾季に季節が分かれていて、季節によってまったく環境が異なること。家の電球は1つしかないこと。家を出て少し歩くと、エベレストを眺める素晴らしい景色が広がっていること。その下には段々畑が広がっていること。
料理は薪を使って行うこと。そしてそれを手で食べること。(実際には手が熱かったのでスプーンを使って食べました。)水や食料品はとても貴重品であること。だからお風呂に入る回数も日本に比べると、とても少ないこと。ヤギのミルクをいただいて、おなかを壊してしまったこと等々。
ここでは紹介しきれませんが、ネパールについて多くのことを教えてくださいました。
質問も出ました。「学校ではどのような授業をしていますか?」「まずは読み書きが基本です。観光業が多いので英語の勉強が中心になります。」
「驚いたことは何ですか?」「車やバイクが多いのに、信号がないことです。」
以前にZoomで交流しあったネパールの人たちの文化や生活について、より広く深く知ることができました。