先日の波動扇状彫りに続き、今回は「米-よね-」の表板に細工を施しました。
まずは罫書き
そして彫る
これは高級な琴に施されている「子持ち綾杉」という細工です。
これも波動扇状彫りと狙いは同じで、音を複雑に反射させて音に深みを与えるという物だと思うのですが
これは表板を削っているので板の振動の仕方にも当然影響があるかと思います。
タップトーンも削る前と後では少し変わりましたし。
邦楽器は学ぶところが多いですね。
しかしこれだけ彫りを入れて1gしか落ちないという・・・
とにかくこれもどんな音になるか完成が楽しみです。
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