1月17日のブログでここ数年で研究している
「ヴィンテージフィニッシュ」なる塗装法について触れましたが
今回の結果が出ました
主観での感想になってしまいますが
想像以上に良い!
初めて良質なセラック塗装を見せてもらった時くらいに感動しました
前置きはこのくらいにして画像で紹介
まずこちらは通常の裏板
これは2011年7月に完成したギターです
こちらは「ヴィンテージフィニッシュ」
こちらは当然出来立てほやほやです
続きまして表板です
こちらは通常の塗装
こちらは「ヴィンテージフィニッシュ」
最後はネック
こちらは通常の塗装
こちらは「ヴィンテージフィニッシュ」
いかがでしょうか?
およそ7年前の塗膜よりもヴィンテージ感がありませんか?
え?違いがよく分からない?
う~ん
これでも100枚くらい撮って違いが分かりやすいのを選んだんですが
画像だとよくわからないかもしれませんね
実物をご覧になりたい方は是非工房まで遊びにいらして下さい
明らかに普通の塗装とは違います
感動してもらえると思うんだけどなぁ
うちのお客様はプレイヤー肌の方が多く
あまり見た目を気にする方は多く無いのですが
でもこれは見て欲しい
そしてこの塗装のもう一つの特徴は
とにかく塗膜が薄い!
通常つや有り塗装はつや消し塗装より塗膜が厚くなりがちです
なぜかと言うと
つやを出す為にサンドペーパーで塗膜をならして
バフがけに耐えられるくらいの厚みを持たせないといけないからです
しかしこの塗装法はサンドペーパーとバフを必要最小限に抑えて
つや消し塗装と同じ薄さで仕上げる事が出来るようにしました
個人的には木の雰囲気を感じられるこの塗装法は凄く気にいっているので
今後も続けていこうと思っています
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