彩雲弦楽器工房

山形市にあるギター等の弦楽器工房です。製作、メンテナンスや修理、改造はお任せください。

ブリッジプレートとインナーバインディング

2017年04月05日 | 製作日記

お茶目な表板を貼ったら次はブリッジプレートです

 

接着

 

するとこんな感じ

ブリッジプレートの木目はあえて斜めに流しています

これはブリッジピンの穴の間を割れにくくする為です

 

 

ブリッジプレートが終わったら次はインナーバインディング

これも初の試み

まずはネックブロックの指板で隠れる部分までバインディングを収める溝を掘ります

 

そして曲げておいたバインディングをぴったり接着できるように微調整

 

これを接着

 

するとこんな感じ

ん?これってライニングじゃないの?

って思うかもしれませんが「バインディング」と呼んでいます

普通ボディ(サイド板)の内側に巻く蛇腹や薄板は「ライニング」と呼ばれていますが

ライニングは表板や裏板との接着面を稼ぐ為の「のりしろ」みたいな物です

ところがこれは表板や裏板を接着する為の物では無いので「バインディング」と呼んでいます。

何の為に付けたかというと、この段階では分かりにくいのでまた後程。

 

 

 

今日の2枚

「新たな武器」

このブログを書いてる時に届いた小っちゃい洋ガンナ

 

ほらこんなにちっちゃいんです

ちゃんと柄が付いてるところがにくいですね

ちっちゃいかんなは押して使う派の私ですので洋ガンナはうってつけですね

 

 

 

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