以前嬉野からの帰り道、車窓から見えとても気になっていたこちらの施設を訪ねて行きました。
嬉野茶について、学んで体験出来る建物でした。
歴史的な背景や、お茶作りにかかわる道具類が展示されていました。
見学が終わると実際に、自分でお茶を淹れて楽しむスペースがありました。
お茶畑を見ながらゆっくりとした時間を過ごす事ができます。
カウンターで、お茶を選びます。
蒸し製玉緑茶と釜炒り茶と和紅茶がありました。
各300円でした。
お茶菓子も、色んな種類が用意されていて、楽しく迷います。
カウンターで支払いを済ませ、席に座って待ちます。
熱いお湯が入ったポットとお茶器がセットされたお盆が到着しました。
お茶の淹れ方について説明を受け、自分で実践します。
蒸し玉緑茶の方は、いったんお湯を冷まして、
釜炒り茶は、熱いお湯をそのまま急須に注いでとのこと、
蒸しか釜炒りかで、お湯の温度が異なるのですね。
知らなかったです。
普段何げなく、お茶を淹れてますが、時間をかけ丁寧に淹れます。
心無し、所作がお上品になっているような。。、、
こちらのセットで、395円。
めちゃくちゃお得感があります。
落雁も、久しぶりに食べました。
しっとりとした口溶けに、頬が緩んでしまいました。
落雁は、150円でした。
茶畑を見ながら、お茶を三杯楽しみました。
すると、突然汗が吹き出てきました。
冷え性のはずが、全身ポカポカ、足先も熱い。
お茶は、血行が良くなるのでしょうか。
これから寒く感じた時は、お茶を三杯飲む事にしようと思いました。
館内を一周し、玄関スペースへ戻ってきました。
こちらには、お土産が並んでいます。
箱売りでは無く、一個ずつ売られているので、また、ここでも楽しみながら、興味があるお菓子を選びました。
こちらのお菓子ですが、今夏藤井聡太七冠が嬉野の和多屋別荘において、佐々木大地七段と対局された際に提供されたお菓子だそうです。
それ以来、人気が出て品切れ状態が続いていたそうですが、やっと最近このお菓子が入荷してくるようになったそうです。
自宅に帰ってきて、食してみました。
まんまるカステラというネーミングから、カステラのおまんじゅうみたいな物を想像していましたが、全く違います。
まるぼうろに似ていると食べ始めると餡子は入っていないのに、バターとミルク餡の味が後からしっとりと口の中にあふれてくるような不思議な食感のお菓子でした。
こちら、チャシルの館長さんが、対局が行われた旅館、和多屋別荘の二代目の女将さんで、貴重なお話しを伺う事ができました。
昭和天皇がお泊まりになられた貴賓室で対局が行われたそうです。
対局由来の品々が展示されていました。
間近で見ることが出来て、ラッキーでした。
お茶を飲みたくなったら、また行かなきゃです。
居心地が良くて、気軽にお得にお茶が楽しめる施設でした。
お茶の釜炒りや茶染めも体験出来るそうです。