アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

平成20年Nコン全国より「青春譜」

2018年05月29日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
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前にも書いていたら御免なさい,記憶が不確かなもので..(苦笑)

さて..「自分がこんな病気になるなんて」とつくづく思っていた平成20年秋,合唱になど気持ちがいってなかったのは当然なのだが,たまたま観たNコンで宮崎学園の熱演を聴いた時「まだ生きていられそう」という感じを持った。
宮崎学園高等学校 「青春譜」(金賞)

「明日という 扉おしあけ ひとり きみは歩く 風に吹かれて」と始まる歌詞に同調して,一音目の「あー」のテヌートの深さに身震いしてしまった。
たった一音なのだけど「ああ,これは金賞(日本一)だな」と思った。
テクニカルなことは色々と言えるけれど,まずは指揮者が全く違う,全体のユニゾンが感じられる,ということかな。

今も聴きながら書いているけれど,まずは聴いてもらいたい一曲だ。
一つだけ難を言えば,声楽専攻の子が突出してしまっていることかなぁ。
自由曲の「あい」も良かったけれど,単に金賞だからでなく,この宮崎学園の子らの演奏は,過去の混声合唱では随一では?と思っている(さらに10年も経過してるけど)

スケール比較はできないけれど,というか人数なりの意味では,この長野高校の演奏も好きだ。
長野県長野高等学校 「青春譜」

この高校,わが山形県ナンバーワンの高校より上位だと思うので,部活に割ける時間は少ないはずで,TVでも音楽室の使用は吹奏楽と交互,と言っていた。
そして指導者も明らかに器楽系に見えるので,スンナリと行かない面もあると思う。
それでも実力と伝統と明晰さとか?普段の工夫が見えるように思う。

特に,我々もそうだったけど..バスは3人だけで,引っ張っている彼は大した実力だとも思う。
かくいう私もいざの時は一人で歌ってるけど(笑)

賞外だったけど,聴いて観て,いろいろと感じられる演奏なので,どうぞ。

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2 コメント

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わ~。 (シズコ)
2018-05-29 22:53:05
出だし聴かせて頂きました。やっぱり私は宮崎の方がずっと良かったです。違和感無く入ってきました。長野の方は聴き続ける元気が無かったです。これ作詞が五木寛之さんなんですね。かつて大好きだった作家でした。作曲の信長さんって言う人の音楽は私は合わないみたいです。良さがわからないんだと思います。聴かせて下さってありがとうございます。ヽ(´ー` )ノ
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ここは元・宮崎女子高校 (Oyaji。)
2018-05-30 18:11:33
宮崎学園は混声になってまだ12年くらいでしょうか。
昔の山形西と同系統の香りがするのは,発声と音楽解釈が深いためかも。

詩にはストーリーがあるけど,信長の曲にもストーリー性があると思う。
多少,連作というか人気作曲家の面はあるけれど。
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