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「ありえね~」ぐらいありがたく躍進を続けている日本代表(岡田ジャパン)だが,あの壮行試合で怒涛の4連敗だったチームとは思えないくらいの勝ちっぷり。
元来,精神性と団結力はそこそこほめられるものだったが,もちろんそれだけでは通用しないのがワールドカップ。
2002の日韓のときは「地元開催=思い切りホーム=強豪とあたらない(シード)」ってアドバンテージがあった(それ故に,南アを除き,開催国は全て決勝Tに進出してきた)が,今回は何もない,大陸も言語も半球も?まったく違う。
2006のオーストラリア戦の反省もあった。高地練習もした。
いろいろあるだろうけれど,こいつらのモチベーションは,今までとはやはり違う。
カメルーン戦で初得点し,その虎の子の1点も完璧に守りきった。
ワールドレベル(シード)のオランダとやっても,それほど難しくは感じなかった。
というか,はっきりと負けた,という感じはしない。
システムも,メンタル面も好調を維持し,予選最後のデンマーク戦へとなだれ込んだ。
そして昨日のデンマーク戦。
最初の部分では,ほとんど互角あるいはデンマーク優勢か?とも感じていた。
が,やはり均衡を崩してくれたのは本田だった。
無回転のボールが低い弾道でネットに突き刺さる(ゴール側のカメラで見ると,本当に突き刺さっていた)
この1点こそが試合の流れを大きく変える。
デンマークの選手たちは,明らかにこわばってしまい,動きの面でも無理をしてしまって,このあたりから疲れの度合いが増加していたようだった。
逆に日本は「リラックス」と言うにふさわしい,軽やかで思い通りの動きができるようになる(今まで,イメージどおりに動けたことはないが,この日は脳内イメージどおりに動けていたように見えた)
本田は良く知るオランダのトップレベル以上の動きをし,松井は軽やかにシャンパンサッカー,長谷部も動きを増し,大久保は好きに動きまくり,駒野は上がりのタイミングが良くなり,長友は止められない相手はスーパーサイヤ人くらい,阿部は全方位が良く見えて,中澤と闘莉王は鉄壁過ぎるうえに攻撃参加も激しい,それらの後ろにさらに守護神・川島がそびえ立っている。
アジアレベルならいろいろとほめられるが,ワールドでこれをスラスラ書かせる今の代表は本当に別物だ。
2点目の遠藤のFKはビューティフル,と言われた。皆が本田のキックにおびえているのをあざ笑うかのように,弾道は曲がった。
守備を徹底し,2点目を入れた頃からは,相手も焦りというより落胆の色が濃くなっていた。
そして相手にも「おこぼれ」の1点が入るが,すぐに日本の3点目。
本田のパスは,世界トップの技を見るような,必死にすがる相手の心を砕く「あざ笑ったFKの上を行く」ごっつぁんゴールを演出した。
あれだけハイレベルなことをしても,岡田も本田も自戒していた。
死んだような目をしたデンマークの選手には申し訳なかったが,日本代表は控えを含めて心をひとつに大騒ぎしていた。
次は,決勝Tのパラグアイ戦。
もう,ここからは「格下」とか「この相手なら何とか」などという国は存在しない。
ましてや,今大会初の南米相手,攻撃も守備も良い。
こっちもこぶしを握り締めて,必死に応援しようと思う。
元来,精神性と団結力はそこそこほめられるものだったが,もちろんそれだけでは通用しないのがワールドカップ。
2002の日韓のときは「地元開催=思い切りホーム=強豪とあたらない(シード)」ってアドバンテージがあった(それ故に,南アを除き,開催国は全て決勝Tに進出してきた)が,今回は何もない,大陸も言語も半球も?まったく違う。
2006のオーストラリア戦の反省もあった。高地練習もした。
いろいろあるだろうけれど,こいつらのモチベーションは,今までとはやはり違う。
カメルーン戦で初得点し,その虎の子の1点も完璧に守りきった。
ワールドレベル(シード)のオランダとやっても,それほど難しくは感じなかった。
というか,はっきりと負けた,という感じはしない。
システムも,メンタル面も好調を維持し,予選最後のデンマーク戦へとなだれ込んだ。
そして昨日のデンマーク戦。
最初の部分では,ほとんど互角あるいはデンマーク優勢か?とも感じていた。
が,やはり均衡を崩してくれたのは本田だった。
無回転のボールが低い弾道でネットに突き刺さる(ゴール側のカメラで見ると,本当に突き刺さっていた)
この1点こそが試合の流れを大きく変える。
デンマークの選手たちは,明らかにこわばってしまい,動きの面でも無理をしてしまって,このあたりから疲れの度合いが増加していたようだった。
逆に日本は「リラックス」と言うにふさわしい,軽やかで思い通りの動きができるようになる(今まで,イメージどおりに動けたことはないが,この日は脳内イメージどおりに動けていたように見えた)
本田は良く知るオランダのトップレベル以上の動きをし,松井は軽やかにシャンパンサッカー,長谷部も動きを増し,大久保は好きに動きまくり,駒野は上がりのタイミングが良くなり,長友は止められない相手はスーパーサイヤ人くらい,阿部は全方位が良く見えて,中澤と闘莉王は鉄壁過ぎるうえに攻撃参加も激しい,それらの後ろにさらに守護神・川島がそびえ立っている。
アジアレベルならいろいろとほめられるが,ワールドでこれをスラスラ書かせる今の代表は本当に別物だ。
2点目の遠藤のFKはビューティフル,と言われた。皆が本田のキックにおびえているのをあざ笑うかのように,弾道は曲がった。
守備を徹底し,2点目を入れた頃からは,相手も焦りというより落胆の色が濃くなっていた。
そして相手にも「おこぼれ」の1点が入るが,すぐに日本の3点目。
本田のパスは,世界トップの技を見るような,必死にすがる相手の心を砕く「あざ笑ったFKの上を行く」ごっつぁんゴールを演出した。
あれだけハイレベルなことをしても,岡田も本田も自戒していた。
死んだような目をしたデンマークの選手には申し訳なかったが,日本代表は控えを含めて心をひとつに大騒ぎしていた。
次は,決勝Tのパラグアイ戦。
もう,ここからは「格下」とか「この相手なら何とか」などという国は存在しない。
ましてや,今大会初の南米相手,攻撃も守備も良い。
こっちもこぶしを握り締めて,必死に応援しようと思う。