〈写真:郡山市在住の森園かずえさん@1/4経産省テント前決起集会〉
1/7「ガラスバッジ」
今日、週刊プレイボーイのネット版を見ていたら
福島県郡山市の森園さん他の談話が載っていた。
森園さんによると
「今、福島では放射性物質に関する情報の隔離が始まっている」
と言う事だ。
今日の写真では
森園さんが青いバッチを付けているが
これは
「ガラスバッチ」
といって、
付けている人の放射線量を測定するものだそうだ。
このバッチは
「放射線管理区域」
に立ち入る人々が付けるもので
いわゆる
「普通の人々」
が付けるものではない。
つまり、
森園さんが住んでいる所は
「放射線管理区域」と言う事になる。
かつて、
国会議員の中にもこれを付けていて
永田町を徘徊していた女性議員もいたが
それなら、
もっと国会の場で
このバッチについて指摘して欲しかった。
このような状態の郡山市なのだが、
森園さんによると
「今、郡山市では原発に関する学習会などの折り込みチラシを依頼すると
「〈チラシを〉入れるかどうか」
の会議が行われるのだそうだ。
それに
反して自治体のいわゆる
「新、安全神話」
を振りまく委員は当初の5人から10人になり、
彼らが学校,幼稚園などに出向いて講演会などを積極的に行っていると言う事だ。
新聞販売店にとって、
折り込みチラシは収入源の一つ〈場合によっては収入の50%にもなるらしい〉であり、
また、
学習会の主催者にとっては,
広報活動の大きな力になっている。
しかし、
このような事が起きると言う事は
大変重大な問題をはらんでいる。
なぜなら販売店の判断により、
国民の「知る権利」
も侵されるし、
言論の自由も侵される可能性があるからである。
ましてや
「ガラスバッチ」
を付けなければならない程の汚染地域で
「知る権利」
が疎外されたり
、言論空間の矮小化がされると言う
世界でも
まれに見る国に
日本があると言う重大さを国民が知らなければならない
。もう一度、森園さんが付けていた
「ガラスバッジ」
の思いを確認しなければならないと
思う