PRESSな時間

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

PRESSな時間

2013-01-27 21:04:20 | 社会

1/27「沖縄の母」

今日東京では「オスプレイ」に反対する県民集会が行われた。

市民集会にはつきものの言葉
「各メディアの皆さんはこの事を伝えて下さい」
と言う言葉は私に取って、茨の胸飾りの言葉を聞いて、
尚、「明日は我が身」と言う現実を突きつけられた思いがある。

 さて、昔の歌謡曲に「花街の母」と「岸壁の母」と言う歌がある。
古い順番から言うと「「岸壁、、」の方が古くこれは浪曲仕立てになっている。
「花街、、」は純然たる歌謡曲で「年の離れた妹と、作り笑顔で答える私」と言うセリフが印象的だ。

 
この両者ともに聞えて来るのは「ガマン強い母」だと思う。
一方の母は息子の帰還船が港(この場合は新潟港だったと思う。)につく度に息子の姿を追っている。
「もしかしたら載っているかもしれない」と下船した帰還兵に息子の名を問うて見る。
この思いが
「もしやもしやに、、」
と言う言葉に凝縮されているのではないか。

 他方の母は最後のセリフに
「,,暮らしが欲しい」
と言う願望で終わっている。
それまでじっと堪えている母は「芸妓」と言う「表向き独身者」だ。
心の中では「母」と呼んででほしい。でも出来ないジレンマの行き着く先がこのセリフに生きていると思う。

 では「沖縄の母」と言う題では何を決めセリフとしようか。
さしずめ
「命どぅ宝」とでもして見たいと思う。

 生命の源である「海」を戴き、大地を耕している。
母。
その大地と海に「オスプレイ」なる怪物が容赦なく飛び回る。
その思いは涙なくしては言い尽くせないと思う。
そして、いつか、「沖縄の母」の頭上にも容赦なくオスプレイが飛び回るのである。