1/30「9条と言う看板」
」今日1月30日はドイツの政権がヒットラーに移譲された日なのだそうだ。
あるブログでその事が書いてあった。
ヒトラー以前のドイツは第1次世界大戦で大敗し
、多額の賠償金に苦慮していた。
そのため、大恐慌が押し寄せ、国家として存亡の危機にあった。
その中で一旦は失脚したヒトラーであったがドイツ国民の不安を背景と青年を取り込んだ思想が加速度的に国内に蔓延し
、ついには政権を取ると言う事態になったのである。
〈哲学的な思慮のない〉彼の思想は瞬く間に国民を巻き込み、
やがて、右傾化した日本をも巻き込むという事態にまでに至った。
翻って,
今日の日本を俯瞰すると一応建前として
「憲法9条」があり、自国での戦闘行為は禁止されているし、
交戦権と言って、例え他国が侵入して来ても闘ってはいけないと言う決まりになっている
。しかし、現在の日本の経済状況や、近隣諸国からの領空、領海侵犯が頻繁に行われている実態を見ると、
かつてのドイツの立場と似た様な現状がある。
そんな事を考えると「9条」の持つ意味は大きいと感じるのは私だけであろうか。
それに引き換え、
現政権を支える政党は結党以来憲法の「改正」と党是とし、裏では米国の言いなりなっている。
つまり、その政党は表では「9条」を看板にして、
裏では「改憲」を粛々と進めていると言う二枚舌を駆使して来たとも言える。
更には「国会」と言う大きな家の柱を誰にも築かれないまま1つ1つ抜き去っていった張本人なのである。
その張本人たる政党は「憲法草案」と言う新しい柱を立て、今度は正々堂々と「9条」の看板を外そうとしている。
それも、民主党の失敗を利用してである。。。
私はこの歴史を踏まえない大手マスコミに大変大きな失望と怒りを感じている
。なぜ、マスコミはこの歴史を踏まえないのだ?
聞いて見たいと思う。