６／４「忘れてはいけない事」
今日も鶴ヶ峰上空をオスプレイが飛行していた。
オスプレイは国内に配備されていない事になっているし、
飛行していない事になっている。
しかし、
私はもう９回程かの機が飛行しているのを見ているので
自分の中ではオスプレイ飛行がごく「当たり前の事」になっている。
また，
福島事故も
抗議行動や集会に頻繁に行くので
その事が
「当たり前の事」
になっている。
しかし、
私と言う範疇を
一歩でも出ると
それらの事はごく普通に
「当たり前ではない」
世界の事なのである。
最近よく使用されている言葉に
「B層」
と言う言葉があるが、
原発やオスプレイに反対していない人々から見れば
私は
「B層」なのであると思う。
もっと世間的な言葉で言うと
私の様な人間は
「浮世離れしている」と言われている。
しかし、
現実をじっくり見てみると、
日本全体が世界から「浮世離れ」していると言っても過言ではない。
橋下氏の発言問題に関しても、
原発事故問題に対しても、
日本社会が「浮世離れ」現象を起こしていて、
世界から取り残されている事実を
今の政府首脳は全く理解していない。
その最たる発言が
昨日生活の党小沢一郎党首の会見で露呈した。
記者が「国連人権委員会から，日本の司法は中世そのものだ。」と指摘された時、
法務大臣（？）が
「日本は司法においては先進国だ。」
と言って、失笑を買ったと言う．
事実だ。
海外の人々に対して，事実を指摘されたのがそんなにも悔しいのだろうか、
どうかは判らないが、
国民目線から見ても、到底普通ではない司法制度について、
海外から指摘されたのにも関わらず、
正々堂々と、真っ赤なウソを平気で公式発言する政府関係者の言葉を聞くと、
「日本が終わる」
と言う山本太郎さんの言葉ではないが、
多くの人々が日本の終焉を感じざろう得ないと思う。
いよいよ
「東京都議会選挙」らしい。
当選者には真っ赤なバラの花がつけられる。
美しい花にはとげがある。
そのとげが、自分の方に向けられるのか，私たちの方に向けられるのか、
それは、候補者一人一人の自覚にかかっている。