PRESSな時間

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

PRESSな時間

2013-06-26 16:47:27 | 社会

6/26「何も変わらない事」
今日は多くの電力会社で
「株主総会」
があった。
私も本来なら何としてでも,
会場内に入るべきなのだが、
去年だったかあるつてがあって、会場内に入る事が出来、
総会の内容をつぶさに見学出来る事が出来たので
今回は
「行くだけ野暮だ。」

最初から渋谷にすら行かない事を決め込んでいた。
日本の場合、
多くの株主提案は
よほど、それがその会社に取って利益になる事でない限り、
株主の意見は聞き入れられない。

そうなると
何の為の株主総会や株主提案か
判らなくなってしまう。
吉本興業の株主総会の様に
総会の後、
所属の芸人が総出演し、株主をもてなすと言う様な総会はもあるが、
大抵の総会は
その会社の
「持株会」と大株主の委任状が全てを決めてしまう。
だから、
私としては会社側がそんなに大げさな会場を用意したとしても、
余り意味がないと思っている。
それより、
マスコミの一部は
株主に手渡す「お土産」に興味が移っていると言う噂も聞いている。
今の日本では
株を取得出来るなど生易しい事ではない。
だから、
株主総会の中身など全く興味のない人々が多いだろう。
それ以上に
週刊誌の見出しではないが
これからはそんな事より、
「お父さんは中国に出稼ぎに行ってます」
と答える子ども達も出てくる
恐ろしい世界が待っているに違いないだろう。
原発はどんどん増え、
また、海外の原発もますます増えるだろう。
もしかしたら、
首都圏など、
更なる原発事故が起こったとしても
「またか」
位の感覚で抗議の意志など示さなくなるかもしれない。
この間生活クラブであった
「広島長崎を繰り返さない」
と言う集会にも900人余りの組合員の内、
参加したのは20人足らずであった。
それだけ原爆の記憶が遠のいているのだから、
マスコミが報道しなければ
福島事故も、
後10年位したら、ほとんどの人々が記憶から離れると思う。
推進派と呼ばれる人々はそれを狙って
マスコミに対して報道管制を引いていると思っている。

と言う愚痴を

長々と書いていた矢先に
面白い話題が飛び込んで来た。
一つは
青森市が東北電力株主総会で「脱原発」を提案すると言う事。
そして、
もう一つは米軍の「トモダチ作戦」で
被曝したとして東電を相手取り、訴訟をおこした米兵らについて、
東電側は争うらしいと言う事だ。
どちらも、
もしかしたら、
今までと同じに
「何も変わらない事」
になってしまうのかもしれないが、
0、001%位
世の中が変わるかもしれないと言う事なのかもしれない。