紅花栄う候となりました。
大相撲の夏場所は琴欧州の初優勝でした。最近のお相撲は外人力士の活躍が目立ちます。国技だけではなく日本文化の危うさを思います。若者が日本の伝統と文化に興味を持ってしっかり継承してくれることを望んでいます。
この写真は端午の節句に飾る尚武熨斗だそうで作ってみました。一種の神酒口です。(神酒口は2006年1月5日に竹製のものをご紹介しましたのでご覧下さい。)
神酒口には各節句のお飾りがあるようで、この折形は菱形で雛の節句の祝包とほぼ同じ形です。こうして端午の節句には菖蒲を水引で作って飾ったのでしょう。
神酒口や御幣など神にお供えするものは折形の起源でもあり、神酒口は雄蝶雌蝶に発展したと思われます。(雄蝶雌蝶は今年元旦に合蝶、3月10日に雛の節句の雄蝶雌蝶を、2006年1月6日にも載せています。)
お飾りと言いますが荘厳のように神仏を荘ることが飾りの原点であり神酒口はごく身近なものとしてさまざまに工夫されたようです。
やっと水引が結べるようになり以前から作ってみたいと思っていたものが出来るようになりました。
この尚武熨斗は端午の節句の鎧櫃の前に飾るとありますが今年は間にあいませんでしたのでいづれ決まり通りに飾ってみたいと思っています。
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