蜩鳴く候となりました 。
昨日は雷雨の後、急に涼しくなりました。蜩の音を聞くと急に秋になったような気がします。そろそろしみじみとした音が聞かれる頃でしょうか。
今日の写真は糸包みです。「弓弦・琵琶・琴・三味線等の糸、その他の糸類、打ち紐などを贈進するに用いる」とあります。
これは「折形」の本にもありますが綺麗な折り方です。
昔はこの包みを見れば中身が糸だと分かりました。折形は開けなくても中身が分かるのが特徴です。包む物専用の包み方が決まっていたのです。又少しすき間をあけて中の物が伺えるように包みました。ほの見えても全体は見えないとはなんともゆかしい気になるではありませんか。先人の知恵と遊び心に感服です。 (明日に続く)
加筆 (13時)
1月に羽子板包み
http://purple.ap.teacup.com/applet/yaya/20060121/archive
扇包み
http://purple.ap.teacup.com/applet/yaya/20060123/archive
があります。チラリと覗いている様子がお分かりと思います。
先ほど加筆をしましたので又ご覧下さいませ。
日々のお稽古日記としてますが、横道にそれてばかり・・・
「糸包み」「羽子板包み」「扇包み」などなど、
ゆかしいですね・・・
時々お邪魔させていただいてよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。