
処暑となり綿の花しべ開く候となりました。
暦の上では暑さも柔らぐ頃なのですが最近の炎暑はこたえます。でも天は高くすじ雲が秋を告げています。
今日は香典包みです。
香典包は今ではほとんどが市販の袋を使ってしまい、そうでないのはなんだか出しづらい気になるものですが主人は平気らしく突然のご不幸には私の折ったお包みを使ってくれます。
不祝儀のお包みは折形の本ではあまり見かけないものでこれも珍しい折り方だと思います。
山根氏の本にはこれと似た形がありますが「法事用」とだけで名称はありません。荒木氏の「折形百六十例」の中にもこの形は見当たりません。
山根氏、荒木氏の本に見られない西田氏のお包みを今回載せていますが、仏前包は両氏の本では祝儀用の形ですので仏事にも使えると知り驚きました。
糸包は名称は同じですが折り方が違っていました。
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