今日は一番ポピュラーなお包みの折り方をB4の用紙を使ってご紹介しましょう。どんな本にも展開図だけで丁寧な説明はないものですが、皆さんには長年折って、やっと割り出した寸法をお知らせします。
このお包は結婚以外どんな時でも使える一般祝儀用です。結婚のお祝いの中袋でもいいでしょう。(金封は外包と中包が同じにならないようにした方がいいと思います)
上のABCDは折り目です。写真のA~Dの順に従って下の形になるように折ります。(Bは中心を通っています)折り目が付いたら開いて今度は123の順で折直します。大事なのは折り出しの最初、(Aの先)◎のところを7センチにすることです。角度は図を見て頂いて、縦の線は直角に、横の線は平行になるように気を付けて下さい。
仕上がりの写真の左が祝儀用で、右が不祝儀用です。不祝儀は上の角を切らずに包みこみます。(こちらは工夫してみて下さい)
A4サイズでも1万円札は包めます。この時は幅が足りないのでB線を中心より手前で折って、折り込まれる分を少なくすればいいわけです。
この形はシンプルなので角切りの角度によって印象が変わるので綺麗な姿に折るのは結構難しいものです。サンプルがあれば急ぎの時でもすぐに形よく包めますのでベストサンプルが出来るまで何度も試してみて下さい。
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