SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

紙のサイズ

2006-08-22 06:34:16 | 





昨日のTeacupのメンテナンスは朝から午前3時過ぎまでかかりほぼ終日繋がりませんでした。どうもご迷惑をおかけしました。

今日はちょっと折形から離れ紙の大きさのお話です。
一般の洋紙のサイズはA4とかB4と表示されています。これはA・Bサイズの全紙をそれぞれ半分にしていったものです。Bサイズの全紙の方が大きいのでB4>A4となります。
何度半分にしていってもその縦横の比率は変わりません。このことは実践的に分かっていたのですがどうしてそうなのか不思議でした。そしたらその比率は1対√2の時に起る究極の比率であることをネットが教えてくれました。つまり縦横の比率は1対1.414、「ひとよひとよにひとみごろ」と覚えたあの数字です。
これを知っていると自分の折りたい縦の長さを決めれば横がすぐ割り出せて便利です。綺麗な和紙の包装紙が痛んでいてもそこをカットして新しい縦横を決めることも出来ます。(主婦らしい始末ですね~)
写真は上から 懐紙<A4(ブルー)<半紙(白)<B4(ピンク)<美濃判(ブルーもみ紙) です。包は左からB4・A4・お懐紙で折った「白粉包」です。この折り方は普通「残菓包」と言って、お菓子を包みます。

この紙の大きさを比較してどの紙で折ったらいいか目安にして下さい。
美濃判は27.3×39.4です。ほぼB4で代用出来ます。半紙はA4でほぼ同じに使えます。洋紙サイズはいつも身近にありますから代用なさるといいと思います。和紙のプリンター用紙なら立派にお包みとして利用出来ます。

B4とA4で包む一般の包方をその内アップいたしますのでご参考になさって下さい。
明日は七二候に当りますので又折形をアップします。



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