SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

歳寒の三友

2008-01-06 00:14:45 | 







小寒となり芹栄う候となりました

寒の入りですが寒さも緩むような予報でたすかります。

水引で松竹梅を結んでみました。
松は昨年の年初に根引きの松を松の花包にした折帯として掛けました。本来はそのように用いるものですが、今回はお飾り用にしてみました。

松竹梅は吉事に用いられますが特に寒中に耐える姿を愛でて歳寒の三友(さいかんのさんゆう)と言われています。
歌舞伎の寺子屋の松王丸の衣装は雪持の松で、雪の重さに耐えると松を松王丸の心象として使っています。雪持笹 と言う長緒の結びも以前にご紹介しましたし、お香にも同名の組香があります。
このように特に寒中の松竹梅は画材をはじめ各種の文化に広く取り入れられ好まれたようです。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yaya)
2008-01-08 06:44:12
それは嬉しいお知らせです、萩の露さん。
お嫁さんとそんなひと時が過ごせるのはお幸せなことです。お嫁さんと一緒に同じ事をする生活が核家族では失われています。
文化はこうした日常の中で生活を通して覚えるのが一番身につきますよね。
SAKURAがほんの少しでもそんな時間のお役にたてばこの上ない喜びです。完成品は二の次でいいのですよね。

返信する
Unknown (萩の露)
2008-01-07 08:38:16
久しぶりの日常の朝。女正月はこれからですね。今年もよろしくお願いします。元旦に夫の両親、息子夫婦と皆でSAKURAを拝見しました。そして、息子夫婦と私の三人で箸袋と水引に挑戦しました。「空間図形はまかせて!」とか、「ああ、ぐちゃぐちゃ!」とか、騒がしいことでした。なんとか完成いたしましたが、出来上がりの美しさには言及いたしません。楽しい一時でした。
返信する
Unknown (yaya)
2008-01-07 06:42:17
暖かな寒の入りでしたね。さくらさん、浮羽さん、月見さん、皆様水引初心者の作品?をお褒め頂いてありがとうございます。
水引きの結びはそんなに難しくないのですが一本一本が捩れないようにするのがたいへんです。
扱いに慣れるまでまだまだ手こずることでしょう。気長に見て下さいませ。

〉お祝いの熨斗袋はこれから益々楽しみになります。
とか~ 初心者なので忘れないように暇があると結んでいました。暮れに知人へのお返しに水引をかけてみました。ちょうど三つあったので写真を撮りましたので掲示板の方に貼っておきますね。

そうそう掲示板のトップに染子さんの紅型をのせました。ご覧になって下さいね。
返信する
Unknown (さくら)
2008-01-06 21:20:47
新春の喜びが伝わってきます。
水引細工は塗り物の台より白木台に飾られると尚一層色鮮やかに見えますね。
返信する
Unknown (浮羽)
2008-01-06 09:27:57
松竹梅、美しいですね! 水引の色もとても素敵です。結びは、編んだものを最後に引き締めるとまったくバランスの悪い形にあがってしまい、難しいものですね。美しい形は繰り返し繰り返し結び、慣れることなのだと思いました。
返信する
Unknown (月見)
2008-01-06 08:38:34
おめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。初春にふさわしい松竹梅、華やかで素敵です。大きさは?yayaさまのこと、きっと可愛いのでしょうね。お祝いの熨斗袋はこれから益々楽しみになります。
返信する

コメントを投稿