小寒となり芹栄う候となりました。
寒の入りですが寒さも緩むような予報でたすかります。
水引で松竹梅を結んでみました。
松は昨年の年初に根引きの松を松の花包にした折帯として掛けました。本来はそのように用いるものですが、今回はお飾り用にしてみました。
松竹梅は吉事に用いられますが特に寒中に耐える姿を愛でて歳寒の三友(さいかんのさんゆう)と言われています。
歌舞伎の寺子屋の松王丸の衣装は雪持の松で、雪の重さに耐えると松を松王丸の心象として使っています。雪持笹 と言う長緒の結びも以前にご紹介しましたし、お香にも同名の組香があります。
このように特に寒中の松竹梅は画材をはじめ各種の文化に広く取り入れられ好まれたようです。
お嫁さんとそんなひと時が過ごせるのはお幸せなことです。お嫁さんと一緒に同じ事をする生活が核家族では失われています。
文化はこうした日常の中で生活を通して覚えるのが一番身につきますよね。
SAKURAがほんの少しでもそんな時間のお役にたてばこの上ない喜びです。完成品は二の次でいいのですよね。
水引きの結びはそんなに難しくないのですが一本一本が捩れないようにするのがたいへんです。
扱いに慣れるまでまだまだ手こずることでしょう。気長に見て下さいませ。
〉お祝いの熨斗袋はこれから益々楽しみになります。
とか~ 初心者なので忘れないように暇があると結んでいました。暮れに知人へのお返しに水引をかけてみました。ちょうど三つあったので写真を撮りましたので掲示板の方に貼っておきますね。
そうそう掲示板のトップに染子さんの紅型をのせました。ご覧になって下さいね。
水引細工は塗り物の台より白木台に飾られると尚一層色鮮やかに見えますね。