A LOVELY DAY

~Naturalist TOMOのLife style blog(日々是好日)~

辛い時に思い出す母の言葉・1

2018-07-31 09:01:49 | Me(^^)のEssay

子供の頃、

母と一緒にお風呂に入った時に、

言っていた言葉をふと、思い出した。



「あなた達ふたり(姉妹)を連れて、

何度死のうと思ったかわからない」



母も、

そんなに強くはなかったのだと思う。

だけど、死ぬ訳にはいかない。



「人には定めがある」


「騙すより騙されよ」



「人の事はよく見えるけど、

自分の事は良くみえない。」



「上を見てもきりがない。

けれど下を見ればきりがない。」



そんな事を良く言って聞かせてくれた。



落ち込んでいると、



「嫌な事の後には必ず良いことがある」

「気にしない。気にしない。」


そういつも励ましてくれた。



「早く気持ちを切り換えなさい。」


気にしっ子の私は良く言われていた。



そして、そんな時、

「気分転換にドライブしよう。

何が食べたい ?」


仕事の合間でも時間を作ってくれた。



「日本人に生まれて良かったね。」

って良く言っていた。



お金がなくて生活に困っている友人を

引き受けて生活援助をしてくれたり、

おおらかで、いつも明るくて、



怒ると怖いけど、とても優しい人。



人と別れる時でも、

「出逢った感謝を忘れないように」

そう教えてくれた。



私はキャップの蓋の閉め方が甘くて、

良く注意された。=物事の詰めが甘い。



そのせいか今では、

キャップの蓋の閉め加減も、

きちんと確認するようになった。



家の中でも廊下を歩く時は、

スリッパを履くこと。



スリッパを履かないで、

廊下を歩いていると、

良く注意された。



「靴は手でちゃんと揃えて脱ぎなさい」



些細な事だけれど、

今も大切にしています。



私の書くエッセイは、

そんな母から教わったすべてのこと。



娘がいない変わりにエッセイにしよう

そう思い少しづつ見直しながら、

書いています。







こんな娘を信じて見守ってくれている

細やかな感謝を込めて。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿