さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

エッシャーの世界と夕食

2016-09-14 15:31:26 | 日常

日曜日、旦那さんといつもの『札幌芸術の森美術館』に行ってきた。

今回は、『エッシャーの世界』。

 

「エッシャーって誰?」という方も多いのでは・・・と思うのだけど、

「だまし絵を描く人」と聞くと、

「あぁ、何となく見たこと、あるかも・・・?」

なんて気がするのじゃないだろうか。

私も、その程度の認識で行ってきた(笑)。

 

たぶん こちら の一番下の絵『滝』を見ると、

「あぁ、これね!」

と思われるのではないかと。

 

↓この前来た時には、青々としていた木々が、黄色くなり始めていた。

 

↓これもエッシャーの代表作・・・らしい・・・。

 

私は、エッシャーって、だまし絵の作者としか知らなかったのだけど、

他にもたくさんの絵を描いていた。

もともと建築の学校へ行っていたのだけど、

そこで美術の先生が、エッシャーの才能を見出して、

「絵の道に進みなさい!」

みたいな感じで誘ってくれて、エッシャーもその道に進んで行ったそうだ。

 

エッシャーの絵を見て思ったのだけど、

絵って、平面の中に立体を表現するわけなんだろうけど

(絵は全然わからないので、イメージで書いてる・・笑)

エッシャーは、平面に立体を構築するその感覚が

素晴らしく秀でていたんじゃないのかなぁ。

 

私は以前、三面図(商品を作るときに使う工作用図面)から、

商品イメージの絵を描く仕事をしている時期があった。

(本職は、機械の設計だったのだけど、ついでで・・・笑)

商品は、まだ手元にないので、図面だけを頼りに、

遠近法や色の濃淡を使って、「実物に見えるもの」を描くのだけど、

これがなかなか面白かった。

平面の中に、立体を作り出す作業なんだね、これが。

 

「どう見せるか」を通して、何かを表現しているエッシャーと、

私の描いていた商品イメージは、全く別次元だけど、

「どう見えるか」と言うことに着目しているという点においては、

ちょっとした共通点を感じて、分かり易くて、楽しい美術展だった。

 

美術展には珍しく、撮影OKのコーナーがあった。

↓『ありえない立体を撮影しよう』と書いてある。

 

↓この三角形、立体(実物)なのだけど、面がおかしなことになってる。

 

↓視点を変えて見ると、実はこんな立体なの!

面白い・・・。

 

↓こちらは、大きなスクリーンになっていて、

この前で自分の写真を撮ることができる。

・・・と、おかしな空間にいる自分の写真ができあがる。

 

夕食は、札幌駅前の『ひな野』で。

こちらは、全国展開しているので、ご存知の方も多いと思うが、

食材にこだわったブッフェレストラン。

メニューの8割方は、野菜なんじゃないかと思われるほど、野菜料理が多い。

なので、Sapoはこの店に来たがらない。

野菜、嫌いだからね(笑)。

と言うわけで、Sapoの居ぬ間のひな野となった。

↓ひな野の窓からは、札幌駅がみえる。


 

↓手前の鳥のから揚げ以外、オール野菜。

 

↓次も、焼きそば以外、オール野菜(笑)。


↓お米類も少し食べる。

お寿司や、スープカレーなどもあったのだけど、

もうお腹がきつかったので、止めておいた。

 

↓しかし、デザートは別腹。





ここのお店、唯一不満があるとすれば、スイーツが少ないことかなぁ~。

もっとも、そんなにあっても食べられないんだけど・・・(笑)。

 

芸術の秋と食欲の秋、すっかり満喫した土日だった。