Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

reading→writing→reading→writing→reading→その先は?

2012-04-05 14:04:03 | daily life
最近いろいろと留学に対して思うことが出てきた。というのも、このシンシナティ大学の都市計画学科はデザインというよりアカデミック寄りなので、readingとwritingの課題がとても多い。最近の自分のスケジュールを見直してみると、wake up - breakfast- reading -writing - snack -reading -writing -reading -dinner -writing -sleepというような生活を繰り返している。もし研究者になるのならこれでいいのかもしれない。まだ研究者になりたいかどうか、(どちらかというと向いてない)にも分からないのにこのスケジュールはなかなか大変である。クラスの友達も大体このようなスケジュールで、みんな挨拶すると「How's going?」と聞くと、いつも「It's Okey」と言いつつみんなどことなく疲れているのが見えてくる。最初は海外留学はすごいと聞くかもしれないけど、実際には大学院を卒業してもいい仕事を得られる可能性はかなり低いと聞いている。アメリカの友達ならまだしも、英語もままならない留学生にとってはさらに悲惨だとも。自分にとってはただでさへ、課題が面白いのもあるが余りやっていても意味がなさそうなものも多く、さらにこれを2年間頑張っても就職にありつけるかどうかすら分からない。こんなことのどこが楽しいのだろうか。また大学側も課題はたくさん出したり、卒業論文や卒業プロジェクトは課しているものの、生徒が無事に卒業できればいいという魂胆が見えていて、もっと厳しい環境をつくって生徒を少しでも一流の仕事ができるようにと、期待もしていないのが見えてくるとなおさらやりきれない気持ちになってくる。そんなこんなで思っているともっとこの退屈な日常から抜け出せないか、少しでも成長は出来ないかと考えていて、そんなときに岩瀬大輔さんのツィッターをみたら方向性とモチベーションを与えてもらった。一つ目の記事はこれから10年を後悔しない働き方というタイトルで新さんとの対談だった。いまの仕事(僕の場合は勉強)をどれだけ楽しんで出来るかが重要だとのこと。確かにいまやっている勉強がつまらないと思いつつやっていたら将来仕事もきっとそうなってしまうのだろう。だから僕の場合はもっと自分にプレッシャーをかけていい課題が提出できるようにチャレンジしてみようと思った。またもう一つの記事はジム・ロジャーズのことが紹介されていたのだが完璧なビジネスマンなのにも関わらず、中国を、そして世界をバイクやベンツで横断しているというすごい人。せっかく人生は一度しかないんだから、みんなと同じように過ごしていたんじゃきっともったいない。だから自分が好きなように、周囲の視線は気にせずに、やれるだけやった方がきっと面白いに違いない。退屈な毎日をもっと楽しもう。