在来浴室には、気を付けて頂きたい事が有ります。
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
本日お届けするのは、在来浴室の使い方のコツです。
今ではユニットバスが主流になって来ていますが、まだまだ在来浴室も数多く残っています。
つい先日お届けしました介護改修工事も在来浴室でしたもので・・・
ここで、在来浴室ってどんな浴室の事か説明しますと、壁や床がタイル貼りの浴室の事を言います。
中には、天井までもがモザイクタイルで仕上げてあるお宅も有ります。
年々姿を消しつつある在来浴室ですが、使い方を間違わなければユニットバスと同じく長期間に渡り使用する事が出来ますのでご安心下さい。
しかし、定期的なちょっとしたメンテナンスは必要になって来ますので予めご了承下さいね。
▼それでは在来浴室で気を付けたい事をご紹介させて頂きます▼
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↑まずは、こちらをご覧下さい。
浴室内部の水が敷居部分などから脱衣場へ侵入し、土台や柱を腐らせています。
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↑続いてはこちらのお宅、先程のお宅と良く似た症状となっています。
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↑最後はこちらのお宅ですが、大変な事になって来ていますね。
ご覧頂いた3件のお宅ですが、どれも共通する点がある事にお気付きでしょうか?
そうです、どれも敷居部分の腐食が見受けられますよね。
この原因は、二つの事が考えられます。
1.浴室サッシとタイルの取り合いの目地モルタルの不具合。
2.浴室サッシ枠の角々のパッキンや、機密パッキンの経年劣化。
私の経験上、この2点の不具合が非常に多くなっています。
▼と言う事で、この様なメンテナンスをお勧め致します▼
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↑浴室の出入り口の敷居は、脱衣場側もタイルを貼りサッシとの取り合いはコーキング処理します。
その時に浴槽周りや、タイルとタイルの取り合いなどもコーキング処理する事をお勧め致します。
この様に綺麗になっても、さらに長持ちさせる為に、あと二つ行ってほしい事が有ります。
1.浴室の出入り口サッシに直接水が掛からない様に浴槽の蓋を立て掛ける。
2.入浴後の十分な換気。
これだけでも在来浴室の持ちは全くと言って良い程変わって来ます。
決して今日からでも遅くは有りませんので、是非お試し下さいね。
さて、明日の記事はサッシの機密パッキンに付いてお届け致します。
サッシからの隙間風が気になっている方は是非ご覧下さいね。
ご自宅で不具合が出て困った事は有りませんか?
住まいに関する事は、何でもお気軽にご相談下さいね。
それでは今日も爽やかに参りましょう