広西省梧州市
広西省梧州の堤防 
広西チワン族自冶区梧州市は水害で太古より対策を取られて来た地域です。最近近畿紀伊地方に台風による大雨がもたらされ対策に追われています。中国版大雨対策の一部を当ブログ№．165~167、179~178、184~186にこの地方の様子を記載しました。広西・梧州は古くより「水に浮く・水に囲まれた街」と大雨・洪水に見舞われて来た地域です。近くには潯江・桂江等三つの河川が合流し西江の大河が流れています。一度大雨が降れば「水に囲まれた梧州」となります。この地域は山間部と言われる地域ではなく平野に大河が流れていると言う感じです。一度雨が降れば川の水位が20メータ程度は軽く超えるそうです。それ故に近年堤防が造られ其れが日本人には大変異質に感じられました。写真は堤防の全面、前部、背面、上部、水位計等を写したものです。前部に写されている吊り環の様な装飾は水が溢れた時の船を繋ぐ器具をイメージしたものです。 
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丹頂山風景
丹頂山地質公園古式出入り口 
当ブログ№190、№191に地質公園について一部記載しましたが、こん回掲載の建物の出入り口建物は中国この地方の伝統的な建物様式だそうです。間口の広い２Ｆ建物は入口で、小さい建物は出口でした。観光ルートの道筋には色々なお土産物屋さんが仮設の店舗を出していました。店舗の商品はこの地方で収穫出来る漢方薬や農産物です。
観光ルートを歩いて行くと、写真一部のような背後に丹頂山の霞山（中央）が見え、写真撮影の絶景のポイントがあります。写真では良く分からないですが此処は特別デッキが作られ、写真を写すようにつくられており、そこで記念に一枚写真を撮って頂きました。この場所前より写真の階段を登り、上から見ると絶景だそうですが上がりませんでした。この地点より体調不調の為折り返しました。その他の写真は入口付近の様子で、片方には公営の御土産屋さんが並び、商品の多くは漢方薬の類です、私はキンカンの干した商品を5元程度で購入しました。店舗の前は広くガレージが設けられておりました。そして店舗の反対側は山の上まで有料ブドウ園で、同伴者は入園しておりましたが料金は聞くのを忘れました。味は日本のイチゴと変わりはありませんでしたが、形は少し悪かったです。日本と違いハウス栽培ではありませんで、簡単な覆いがしてある程度です、故に商品は相対的にあまり美しくありません。 
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韶関乳源公園近郷農村食堂 
乳源大峡谷の帰途に昼食の為に立ち寄った農村部の食堂です。辺りには家も無く地道道路沿いの一軒屋でした。食堂の看板が掲げてあるので食堂でしょうが、写真の如く簡単な椅子・テーブルがあり全くのバラックな建物です。料理はナマズ・鶏のぶつ切りと写真に写る野菜と塩を入れた水炊きです。お客は隣のテーブルで一組食事をしておりました。私たち一行は5人で中国人3人と私の友人（写真手前）１人計５人です。この日は曇天で私は発病の影響で大変寒く感じ、又、生きたナマズのぶつ切りの水炊きは口に合わなかったです。水炊きをするに火力は如何するのかと思いきやＩＨ電気器具でした。其の器具が作動せず動くまで時間を要し、広州に20時に用事が在り午後5時に出発し高速道路を大変な高速で走り、車の中で事故を心配し乗って居ましたがそんな事を中国人友人には伝えられず、しかし、無事に広州に到着し翌日朝7時にホテルを出て帰国しました。
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韶関市内 
韶関に関しましては早くは当ブログ№2、№９等前回にも記載しておりますが、今回訪れて感じた事、いつもながら中国は発展しているなと感じる事です。韶関は古来より交通の要所で在るが故に、現代の交通機関の発達の恩恵にも浴しています。写真の河（北河）右前方橋のたもと近くに駅があります。其の駅前を写した写真がブログ№2の掲載写真です。現在は超高速鉄道がつき駅前は一変しておりました。帰国し以前の写真を見ても其の当時が想像出来かねました。河も美しくなりその景観を楽しみながら食事をする河船が河に浮かべられており、この場所で川魚主体の昼食をしましたが、景観はよくなっていましたが水は汚いです。魚料理もあまり食欲が湧きませんでした。写真の一枚は油で揚げ、葛をかけた一般的な川魚料理です。他の一枚は次の目的地に行き、そこで写真機を一行の一人が船の中に忘れたのにきずいて、連絡をして取りに帰った時に写したのが電気の灯った川船を写したものです。 
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韶関の峡谷－2 
前回の№192の掲載文面では少し描写不足を感じますので追加をします。写真の如く右の方より曲芸師が出て来るのですが、この施設の入口より入り峡谷を橋で渡り、その峡谷を見下ろす所に観光用の通路が設けてありました。写真に見られるその道路のすぐ上より曲芸師がペアで出てくるのです。一本のワイヤーの上を1人が自転車を漕ぎ、他の一人はバランスを保つためにぶら下がっていました。暫く空中で音楽にのり曲芸をした後、他の一組が出てきて併せ曲芸をみせます。この日は春節明けで、又、曇天で観光客は大変少なく私が観ていた場所では私一人でした。観光用の通路を30分歩くと大変急な階段があり、其の階段を上りきると其処に色々な施設があり、そこより谷底へのリフトが運航されています。（当日は点検中にて運航は中止）曇天のため写真の写りがよろしくありませんが、高さは理解できると思います。 
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広東最美的峡谷 
南部唯一地陥式峡谷という宣伝文句の広東省韶関の峡谷です。今この施設の中には宿泊施設・食事処等も在りリフトにより峡谷を横断する事も出来る施設がありました。私が訪れた時期は春節の直ぐ後で、大きな施設の中に人も少なく、リフトも点検中で止まっていました。在る程度上った地点よりその峡谷の下に行く為には、1500数十段の階段があるため峡谷の下には降りる事が出来ませんでした。この施設は年齢により入場料が異なり私は無料でしたが、分かるような気がしました、一般は100元です。写真は入口より少し進んだ所に大きな休憩所が設けられそれより先に峡谷がありました。その峡谷を跨ぎ一本のワイヤーが空中に張られ、其の上を音楽にのり曲芸をするのです。始めはお客さんも少なく何が始まるのかと見ていると右の山の端より曲芸師が出てきたのには驚きました。日本では考えられない様なショーでした。谷底まではかなりの距離があり落ちれば命はないでしょう。曲芸の写真は動画にて写しました上手く写ってなく静止画像にしました。 
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世界地質公園 当ブログNo.190続編。この公園の面積は約320㌔㎡あり中国の「風景名勝区」「自然保護区」「国家地質公園」に指定されたＡ級観光名勝地です。2004年2月13日にユネスコは丹霞山を中国最初の世界地質公園に認定しました。丹霞山や川は美しく、生態は無限で広東省の生態と種の遺伝子の倉庫と言われております。公園の山頂まで登る為には自然を保護する為か木製のデッキで道が造られている部分が沢山ありました。中国風で狭い道の到る処に簡易売店があります。写真はユネスコ地質公園認定名跡、道の途中売店、丹霞山の有名霞山処です。
追伸、私ごとですがこの地を訪れたのは2011年2月春節後でした。観光客は少なかったので少し長く歩き過ぎ、疲労が溜まり韶関で発病帰国し緊急入院をして一命を取り留めました。それ故、少しブログの間隔が空きました。 
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丹霞山世界地質公園 
韶関市は広東省北部位置し古来よりの交通の要所として栄えた地域です。鉄道も北京－広州の大動脈が市を貫いていますし、毎日韶関－広州・深センの間を高速鉄道が幾度も往復しております。当ブログNo.9に記載しておりますが、十数年前中国からの最初の研修生を招聘するためにこの地を訪れた事があります。その当時は在来線に乗車し2日がかりで訪れ、今回は整備された高速道路を3～4時間走り自動車にて観光目的で訪れました。
前回とは大きく変わり、街は整備され大変綺麗になり、5星のホテルも在り中心を流れる川も見違えるようになつていました。丹霞山とは写真公園入口に作られた赤色の構造物の色をした小高い無樹木の赤い山並みの所どころに白い地表があり、それが山にかかる霞の如く見えるをさしているようです。世界地質公園観光地も足場の悪い場所は写真の如くデッキにて整備され歩きやすくなり、観光地に変貌していました。他の写真は入口に設けられた官営の土産物屋さんです。外国人の観光客は見かけませでした。
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張氏府本館 
No.188にて軍閥張氏府入口の写真を掲載しましたが3枚の写真は本館外観、本館へ観光客列、内部執務室を写したものです。大変整備され綺麗に管理されております。内部には張学良の功績を称え遺品・写真による説明がなされております。張学良は張作霖死後奉天軍閥を把握し中国共産党を攻撃したが士気に勝る共産党軍に敗れ、1935年11月末共産党軍と抗日共闘に同調した事により事件となりました。蒋介石にその西安事件の罪で反逆罪に問われ国民政府が中国共産党との内戦に敗れ台湾に逃れた際、張学良も台湾に移され50年以上も軟禁された後アメリカに移住し、そのまま2001年に100歳の生涯を終えました。この西安事件により中国共産党と抗日共闘を訴え、極秘に周恩来とも会見し両軍は停戦した事等により中国共産党では大将軍として遇し入口の像には位が刻まれています。又、周恩来との会談の様子も展示されています。 
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張氏師府 
師府は瀋陽市内瀋陽故宮（当ブログNo.14、39、81）の南、満州事変発端地九・一八歴史記念館（No.37）南西方向に位置します。遼寧省博物館も近くにあります。張作林・張学良親子の官邸兼私邸で皆様ご存知の如く其の当時東北地方最大の軍閥でした。1947年に建てられた建築物だそうで、1928年張作林が爆殺されてから張学良が受け継いだものです。敷地面積は大変大きく中国の伝統的な建築様式を用いた三進四合院造りの中院、欧風のモダンな大清楼等が立ち並びます。満州事変後建てられたものも在り、何れの建築物も創建当時のまま残されています。過っては立ち入ることも出来ず、張学良も外国に亡命しその地で死亡したそうです。最近は邸内も整備され拝観料を取り一般に公開しております。内部では数奇な運命を辿った張学良の生涯を紹介しております。張作林の夫人の居室前には日本文で書かれた紹介文があります。 
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