上海南京路歩行者天国
上海南京路-211 写真は10数年前の南京路歩行者天国の光景です。人民広場近くの南京西路から東の入口迄の歩行専用路を写したものです。季節は秋の終わり頃で有料の乗り物が南京西路を行来していました。一枚の写真は西路より東を写し、その東路は黄浦江沿いの外灘(バンド 海岸通り)に通ずる道路迄です。十数年前はまだ自転車も多く道路は自動車で混雑する事も少なかったです。今では南京東路は自動車で一杯です。
上海は有名な地域の為日本人も多く訪れ馴染みのある方も多いと思います。上海には旧日本租界(上海北部の虹口地区 魯迅公園あり)と呼ばれる地区があります。上海市は中国政府の直轄市で人口も多く常住人口は2400万人を超えると言われています。上海人の構成は南の江蘇省と北の浙江省からの移民が多いそうですし、商売関係には広東省の人間も多いです。上海人の姓名は張、王、朱、沈等の姓が多いようです。上海人は利にたけ我々日本人は騙される事が多く、私も最初上海を訪問する時はその様な名前の人には気を付けるように忠告されました。上海語は方言ですが私には会話が早く巻き舌に聞こえます。中国では人口問題で戸籍の移動は大変難しく上海・北京では中国では最も厳しい政策がとられ、大都市の戸籍を持つ人は多くの特権があります。過ってはマンションを建設しても売れず市内でマンションを買えば市民権を与えるとか、三峡ダムの建設立ち退き者には移民として受け入れたという経緯があるそうです。租界に関わる外灘(バンド 海岸通り)は観光資源とし残されていますが日本の租界と言われた地域には特にその面影はありません。
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