瀋陽機関車博物館
瀋陽蒸気機関車博物館-210 満州国設立時の有名なアジア号に関する博物館があると言う元研修生の案内にて2002年の夏に当地を訪れました。その当時日本での報道で博物館に対し、日本の有志が多額の寄付をしたという記事を読んでいたので如何な所かと研修生の勧めもあり博物館に行きました。其の当時は近隣でもその所在がわからず、交通の便がなく取り敢えず瀋陽市内よりタクシーにて途中で尋ねながら出かけました。そこは蘇家屯という村のような所で人家もまばらな場所にあり、博物館らしき建物もなく、田舎の操車場的な場所に野ざらしの状態で写真の機関車が並べてありました。勿論管理人もおらずアジア号らしき機関車もなく其の当時は管理建物もありませんでした。少なからず期待を持って長時間かけ辿り着いたのですが大変失望した事が思い出されます。博物館といえば普段日本で想像する状況ではなく、放置された大きな鉄の錆びた塊のような状態でした。放置された機関車に搭乗する事も自由で記念に乗車し写真を写しました。
現在は博物館と称する建物もあり、色々な機関車が展示され、その中には博物館建設費用を援助した日本人達のプレートが据えられているそうです。
追伸:当時はフイルムによる写真のためスキャンしたものでサイズが少し異なります。写真研修生は当ブログNo.173に記載した人物です。
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