こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

2009年を振り返って

2009-12-29 | 徒然日記
今日は仕事納めでした。

しばらく実家でぐだぐだと過ごします。

今年は、やはりあの事件が自分にとってはいちばん大きかったです。

未払い賃金に関するやり取り諸々…。

発生したのは昨年でして、年をまたぎましたが支払いに至って本当に良かったです。

今更ですが、先月「平成20年」の源泉徴収票が届きました。

賃金を立て替えてくれた機関からです。

昨年度末、未払い分も受け取ったものとして確定申告をしたのでこれで完了というわけです。

当初の金額より7万円少ないですが、勉強料と考えるようにして腹をくくりました。

今でも、ふと思うことがあります。

元社長は今頃何をしているのだろう。

そして、最後までそばにくっついていた私の2つ年下の女性は…?

元社長はきっと悪びれもせずにのうのうと生きているに違いありません。

こんな人間に限ってダラダラと生きながらえたりするものです。

しかし、ろくな死に方はしないでしょう。

…と、友人と意見が一致しています。

友人は、以前勤めていた会社の倒産騒動に巻き込まれて私より大変な目に遭いました。

お互い似たような境遇に置かれ、時には励まし合い時には怒りを共有し乗り越えてきました。

友人は途中で降りたものの、同僚は弁護士までつけて相当に揉めたようです。

しかし、彼らにも支払いが認められました。

解決まで2年。

この手の揉め事は長期化しやすいのですが、私は1年かかりませんでした。

もっと長引いていたら、耐えられなかったかもしれません。

最初から最後までひとりで闘っていたから。

アドバイスをくれたり励ましてくれた人はいても、闘うときはいつもひとりでした。

早く終わらせて始めたばかりの今の仕事に集中したくて、とにかく必死でした。

我ながら本当によくがんばったと思います。

本気で訴訟を起こすことを考えるなんて、人生においてそうないことです。

裁判所のHPから様式のダウンロードまでしました。

意外と身近だった裁判。

もし裁判員制度で選ばれたら、責任を果たしたいと思います。

来年も、自らすすんで成長への道を歩んでいきたいです。