待ちに待った山形県北部を横断する、地域高規格道路の新庄酒田間の酒田側の起工式が行われた。100名を越す関係者が、工事に着工する喜びを祝い、工事の安全を願う盛大な式典だった。
平成6年12月に計画路線に指定されてから、実に12年の月日が経っている。先ずは、酒田余目間12.7キロメートルを、余目酒田道路として整備するものであり、完成すると、所要時間が25分から2分の1短縮され、13分くらいになる。最上川を横断するもう一本の長大橋が架けられ、渋滞緩和と両岸地域の交流、連携の促進が図られる事になる。 式典には、国土交通省 道路局長の宮田年耕さんが、わざわざ出席し挨拶をされ、国土交通省の力の入れ方をうかがわせた。頼もしい限りである。
一日も早い開通を願うのだが、10年位はかかると言われており、新庄までは30年とか、40年という年数らしい。この年数の短縮こそが、政治の知恵の出し所である。
うれしい情報がもう一つあった。山形自動車道(日沿道)とこの道路の交差する所に、ジャンクションを開設することを前提に、国土交通省と東日本道路公団と県が正式に協議に入ったの事。
私達が要望してきた、山形道への乗り入れ口が増えることになり、高速道路網の利便性が向上する願ってもないことである。道路は地域を変える、大きな起爆剤になる。