とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

東京出張物語り

2006年11月18日 | インポート

Photo_3 先般、一泊二日の東京出張があった。私事都合もあったので、庄内空港から7時10分発の一番機に乗った。300人乗り位だろうか、8割の席は埋まっていた。
さすが飛行機、8時5分前に羽田に着いた。所要時間45分、もう東京である。
 日本の政治、経済、文化の中心である東京は、さすがにエネルギッシュである。こんな狭い所に日本の1割りの人が住んでいるのだ。1時間前の酒田の様子との落差には、驚かされる。会議の後、県の宿泊施設「つきやま会館」に泊まって翌朝、東京駅9時12分発「 MaXとき313号」で帰途についた。この電車は新潟までノンストップで1時間37分、快適な速さである。
 新潟で「いなほ3号」に乗り換える。乗り換え時間は10分、大急ぎである。ここからが問題だ。新幹線のスピードに慣れた直後だからだろうか、ゴットンゴットンときしみながら走る。それでも「村上」辺りまでは、乗客が多いので都会的な雰囲気は残る。「村上」を過ぎるとカーブとトンネルの連続になり、華やいだ東京と逆比例に電車は走る
「余目」を過ぎるとまもなく電車は徐行運転になった。車窓からは、真新しい防風柵が延々と出来ていた。そういえば昨年の12月25日、ここで突風による電車転覆事故があったのだ。1年経っても、傷は癒えない。そっと手を合わせた。
 酒田に到着した。4時間の旅、新幹線に取り残され12万人の街が、下を向いてじっと耐えている様に、私には見えた。

コメント
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