とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

頑張れ中心商店街

2007年11月10日 | インポート

Photo  シャッター通りに象徴される、中心商店街の活性化は全国的な課題になっている。国の後押しを受けて、色んな試みを全国的に展開されてはいるものの、成功例は数少ない。根本的には、車社会の発達がある。中心商店街の老舗店舗は、洪水のようになだれ込む車の受け入れ態勢に、遅れをとってしまった。そこに、大型郊外型店舗の進出が、規制緩和の流れに沿って、どっと押し寄せてしまった。今は、見直しが図られているものの、遅すぎた。もうひとつの原因は、核家族化の現象で、市街地中心部から若者所帯が、新興住宅街に移り住んでいる。若者の少ない街は、やはり元気が出ない。
 酒田市も同じ悩みを共有している。酒田市は、大火を経験し新しい町並みを形成した。その中で、交通アクセスの不便さが商店街の悩みだった。以後、一方通行から対面通行などの改善はされて来た。長く引きずってきていた問題が、一番町大通り商店街と中町商店街の交差点の移設である。 丁字路ではなく、4交差路にして欲しい。これが、中心商店街の活路であるとの要望だった。道路管理者は、県と市。交通規制は公安委員会。なかなか厄介だった。しかし、粘り強く頑張ったかいがあって、妥協点を見出すことが出来、今工事を行っている。「中心商店街よ頑張れ」心から声援を送りたい。

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