とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

知事選は終わった

2017年01月07日 | 日記

 明けましておめでとうございます。ブログは今年も続けて書きたいと思っております。ご愛読をお願いします。
 1月5日告示の知事選挙は、吉村知事の無投票当選で、その日に決まった。各紙は、2期連続無投票当選の珍しさで見出しが躍っている。私も一度体験した事だが、締切時間である午後5時は胃の痛くなるプレッシャーを思い出す。無投票当選は良くないと思いつつも、早く当選が決まる期待も大きい。
 マスコミは吉村知事と自民党会派との距離感がフォーカスされている。2期目の時は、自民党県議の3分の2が知事を支援したのに、今回は、1割強にまで何故激減をしたのか。第一義的には自民党県連の強い縛りが効いたためで、県政運営に大きな差異はない。内心、知事の支援議員はそんなに変わっていないように見受ける。
 なぜ、そんなに強い縛りがかかったのか。知事にも原因がある。前回の県議選の介入に始まり、山形市長選挙で決定的な憾みを買ってしまい「自民党の大義として許せない」との声が大きくなった。そして、参議院選挙の惨敗が、自民党の結束の乱れと位置付けた事が決定的となってしまった。
 地方自治の二元代表制は、首長とのねじれを引き起こす議会は珍しくない。どこで折り合うのか、一致点を見つけ出し県政を前に進ませる責任がある。知事選挙は終わった。

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