昨年の7月に2回目のファイザー製ワクチン接種を終えて、一安心と思っていた。ところが今度は、変異したオミクロン株が急速な勢いで感染拡大と連日の報道で不安がよぎる。
新型コロナウイルスは、2020年1月20日ダイヤモンドプリンセス号からコロナの罹患者が見つかり、日本とコロナの長い闘いが始まったと思っている。
一昨年の3月24日にオリンピックの延期が決まり、感染を恐れた観光客等の人流も止まり、疲弊した国民に一律10万円の給付が始まった。
「密集」「密室」「密接」の三密を避け「マスク」「手洗い」行動が生活様式の必須となり、飲食店、デパート、スポーツや文化活動にも大きな影響を与えた。不評だったアベのマスクもこの頃に配布されている。
菅政権に代わり、先進国より遅れたものの、ワクチン接種が始まり国を挙げて強力な布陣が敷れた。そんな中、2021年1月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉に2度目の緊急事態宣言が出され、オリンピック開催に備えた対策が取られた。
デルタ株拡大の5波が2021年6月下旬頃から兆候が始まり、8月20日に感染者数2万5千人のピークとなった。その後は急速に減少に転じて、10月1日には約1千人となり、それからは2桁代の推移で落ち着いていた。
ほっとしたのもつかぬ間、今年になってオミクロン株が現れ、爆発的な拡大傾向の入り口となった。デルタ株の3倍近い感染力があると言われ、沖縄県は一挙に感染者数1759人となり「まん防」の指定となった。
全国的に蔓延の兆しがあり油断ができない。たとえ軽症でも罹患すれば周辺に迷惑がかかる。