Nonsection Radical

撮影と本の空間

浮き世床

2009年09月05日 | Weblog
某月某日
相変わらず寝ているだけの休日だが、夕方になり散髪に出かけた。
歩くのが辛いので、家の前の街道からバスに乗り、某駅前の床屋へ。
神奈川中央交通バスは、定期券使用者サービスとして休日は、区間内の全路線のバスが一回100円で利用できる。
これだと電車に乗るよりも安い。
それだけ定期券利用者が減っているのだ。
週休二日制度のサラリーマンは実質20日しか働かないので、定期を買うよりも割引付きバスカードを買った方が安くなるようだ。
だから朝の通勤時の勤め人で定期券を運転手にかざすのはsatoboしかいない。

satooboが行く床屋は、なぜかsatoboが行く日だけ混むという。
今日も6時半頃行ったら待つ人がいた。
いつもならそのまま「また来るから」と引き返すのだが、今日は「まあいいや」とソファーに座った。
その店はいつもは二人で仕事をしているのだが、今日は一人だけ。
店の奥からオーナーが出てきて、「肋骨を折ったんですよ」という。
思わずハグしてあげようとしたら避けられ、おまけに膝も靭帯を痛めて仕事ができないのだという。
satoboも今の状態を説明したら、奥からカバンを持ってきて、中から色々な薬を取り出して、「これ飲みませんか?」と説明書付きで薦める。
ありがたく辞退したのだが、そのあともどこが具合悪い、アソコが痛いと不具合自慢となる。
まさかこんな話をするようになるとは思わなかった、とはオーナーの弁だが、床屋というものは、そういう談義があるのが昔からの事だよと思った次第。

さっぱりとした「八尾カット」で足を引きずりながら店を出た。
コメント (2)
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