Nonsection Radical

撮影と本の空間

らくらく世代

2011年08月02日 | Weblog
地上デジタルにテレビが移行し、寸前あるいは停波後、あわてて騒ぐ人もかなりいたという。
難しい事がわからなくてもアンテナ線を繋げばテレビが映ったアナログとは違い、デジタルだと新たに調整などしないとならないし、VHSのビデオがブルーレイになったりとわからない事ばかりで途方に暮れる人も多い。
ましてやパソコン、ケータイ、スマートフォンとなれば年寄りには使えない道具も増えている。
こういう場合、ある年齢層以上はハッキリ言って対象外なのだ。

世の中にデジタル製品が出回ってきた時期に、それを使う柔軟なアマタを持っていた世代以上は今後もデジタルの波に乗り遅れていくだけである。
それは仕方ない事だ。
まあその切り替え世代がドコモのらくらくフォンが発売された2000年前後と言えるのではと個人的に思う。
らくらくフォンが使えた世代は、その後のデジタル化の波にもなんとか乗り遅れないで、パソコンやビデオ、デジカメなどを使いこなせるのではないかのボーダーライン。
その世代より若い人は、らくらくフォンなど使わなくてもデジタル対応出来る世代。
そう別けられるのではないか。

年寄りというのはずっと昔から年寄りだったわけでなく、歳を取って年寄りになった。
それを意外と、年寄りは年寄りという種類の人類がいるように勘違いしてしまうのは、自分が歳を取るという事を忘れてしまっているからだ。
トコロテンを突き出すように(と言っても知らない人も多いだろうが)、デジタルに対応出来ない世代は次第に死んでいき、だんだんとデジタルを使える世代へと世代交代される。
コドモなどは生まれた時からデジタルだから、心臓の鼓動もドク、ドク、とデジタルで刻まれる。
そうやって全員がデジタル世代になった時に、初めてデジタルの進化が始まるのではないか?
これでも今は黎明期な気がする。

ブラウン管のテレビが懐かしいものとなった時には、らくらく世代はきっとこの世からいなくなっているだろうな。
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