Nonsection Radical

撮影と本の空間

観光?

2011年08月30日 | Weblog
あおはる18切符があと1回分残っている。
その事を知っている上司があそこへ行ったら?どこそこへは?とうるさい。
うるさいというより、言われている事が実はわからないのだ。
口にするのはいわゆる「観光地」ばかりである。
その「観光地」にはいわゆる「観光名所」というものがある(らしい)。
それを観るのが「観光」と言うらしい。

だから日本の観光はさびれたのだ。
名所旧跡など一度観たら二度と観たいとは思わない。
だからみんな同じ場所へは二度と行かない。
一回りしたら終わりだ。
そうやって日本の観光地はさびれた。
当然の結末だ。

そういう場所へ今更行けという発想がわからないのだ。

あるものを観る。
そこに何があるのだ?
何かを見つけ出すから楽しいんじゃないか。
その土地の空気を吸う事が楽しいんじゃないか。
自分の暮らしている環境と違うもの、同じものを確認するから楽しいんじゃないか。
歩きながらイロイロ考えるから楽しいんじゃないか。
そういう事が楽しいんだとなぜわからないのだ?
などとは、言っても理解されないので言わない。
絵はがきのような景色を見て、あるいはテレビで映された風景を見て、自分がそれを見た事を確認するのが観光で旅だと思う人にそういう「リクツ」を言っても屁理屈でしかないのは重々承知しているので苦笑いするだけだ。

でもさぁ、何が楽しいんだろうねぇ(苦笑)。



敦賀市川崎町
コメント
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