Nonsection Radical

撮影と本の空間

思うつぼ にはならぬ

2012年02月23日 | Weblog
ソニーの電子書籍リーダー「Reader」には、あらかじめお試し書籍が30冊ほど入っている。
世知辛い世の中なので、最後まで納められてはいなくて、途中までの”お試し版”だ。
本を読む相性というのは、作者の文体や構成などの”雰囲気”を楽しめるかという部分にあるので、こういうサンプルは、書店店頭でパラパラとページをめくるのと同じ効用をもたらす。
で、気に入って更に読みたくなったら買ってねという作戦なのだ。
数日前にもそうやって読んだサンプル小説があった。
昨日勤め先の”通称”部長が、きれいな声のオネエサン社員と映画の話をしていて、何やら知ったふうな筋書きであったので話に割り込み、それが数日前に読んだサンプル小説を原作に映画化したものだとわかった。
もちろん話の続きは聞かず、Readerで途中まで読んだ事を話したら、部長がその本を持っていると言う。
そして、それを貸してくれると言う。
そうやって出版社の”陰謀”は見事に打ち砕かれ、タダで読む事が出来る運びとなった。

今日、出社すると机の上に文庫本「アントキノイノチ」さだまさし著 幻冬舎文庫 が置いてあった。
帰宅後、さっそく読み始め、先ほど読了。
電子書籍もイイが、紙の本もイイ。



舞鶴市 平野屋商店街
コメント
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