Nonsection Radical

撮影と本の空間

もうベースはないんだから

2012年05月23日 | Weblog
すでに夕方の電車内に”クーラー”が入っている。
ショッピングセンターも目に見える節電はしていない。
まだ夏じゃないし・・・なんて言っていると大変な事になる。
現在関西圏でも原発は停止中で、火力や水力で発電している。
これらの発電方法は、発電量の調整が出来る。
使う電気が少なければ発電量を減らせるのだ。
一方、原発は常に100%稼働しておかないと不安定になる。
そのため、24時間発電していて、使用量の少ない夜間には電気が余る事になる。
だから真夏や真冬のエアコンピーク時以外は、夜間に電気を多少使っても使わなくても関係ない。
最低限のベースは原発が発電しているからだ。

でも、今は違う。
ベースはないのだ。
すべて火力や水力でまかなっているのだ。
だから節電が大切なのだ。
節電すればするほど、環境に負荷をかける事が少なくなる。
おまけに値上げが見込まれる電気代も節約出来る。
なにしろ火力発電の燃料費がかさむというのだ。
原発を停止しているからかさむというのだ。
だったら、原発反対の人は今からでも節電するべきなのだ。
知らん顔して原発反対はないだろう。
節電すればするほど、燃料費がかからず、電気代は上がらず、原発を動かす必要がなくなるのだ。

でも、関西ではそんな”ジョーシキ”は関係ないみたいだぁ。
ひょっとするとホントにいきなり停電するかもしれない。
それぐらい無関心だ。
そして停電したら、騒ぎだして、原発を動かせという声が上がってきて、国民の声に応えて原発再開、となるような気がする。




黒門市場 Part2
コメント
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