現在のニュースと言われるものを見聞きしても、わかるのは「事実関係」だけで、どうしてそうなったなどということの理解の助けにはならない。
それはそういうふうに作っているからで、事実関係を報じることがニュースの役割だと思っているのだろう。
それからはずれた報じ方は、”偏った”とかの批判を受ける危険性があり、それは”公正中立、不偏不党”ではないことにされてしまう。
だから今日のニュースのように、フランス帰りの人から空港で「ビックリしました」などと当たり前の、どうでもいい、”偏って”いない、”公正中立、不偏不党”の声を報じるという意味のない、あるいは意味不明のことをして時間を浪費することでしか「事実関係を報じる」ことができない体制になるのだろう。
いつのまにか 5W1H からWHYが消えたニュースが増えたと思うのだけど、その代わりをする部分として解説というものが重要になると思う。
池上なんとかさんの解説本などが売れたりする時代だけど、実はその解説も事実関係の羅列だけで説明されていたりして、解説を聞いてもわからないという事態も起こってくる。
ある部分を事実関係に含ませないことで批判を避けたり、現政権に”配慮”したり、自分たちを有利にしたりする”公平性”を発揮するわけだ。
そんな”解説”なんか役に立たないのは、解説を見聞きしても理解できないことからもわかる。
その結果、単にそういう事実があったということだけが記憶に残り、忘れ去られていく。
その間は、自分の勝手な思い込みなどの感情的なやりとりが巷を賑わせることになる。
広野駅前
福島県双葉郡広野町下浅見川柳町
撮影 2015年9月21日 月曜日 11時25分
それはそういうふうに作っているからで、事実関係を報じることがニュースの役割だと思っているのだろう。
それからはずれた報じ方は、”偏った”とかの批判を受ける危険性があり、それは”公正中立、不偏不党”ではないことにされてしまう。
だから今日のニュースのように、フランス帰りの人から空港で「ビックリしました」などと当たり前の、どうでもいい、”偏って”いない、”公正中立、不偏不党”の声を報じるという意味のない、あるいは意味不明のことをして時間を浪費することでしか「事実関係を報じる」ことができない体制になるのだろう。
いつのまにか 5W1H からWHYが消えたニュースが増えたと思うのだけど、その代わりをする部分として解説というものが重要になると思う。
池上なんとかさんの解説本などが売れたりする時代だけど、実はその解説も事実関係の羅列だけで説明されていたりして、解説を聞いてもわからないという事態も起こってくる。
ある部分を事実関係に含ませないことで批判を避けたり、現政権に”配慮”したり、自分たちを有利にしたりする”公平性”を発揮するわけだ。
そんな”解説”なんか役に立たないのは、解説を見聞きしても理解できないことからもわかる。
その結果、単にそういう事実があったということだけが記憶に残り、忘れ去られていく。
その間は、自分の勝手な思い込みなどの感情的なやりとりが巷を賑わせることになる。
広野駅前
福島県双葉郡広野町下浅見川柳町
撮影 2015年9月21日 月曜日 11時25分