Nonsection Radical

撮影と本の空間

文字ベース

2016年08月09日 | Weblog
世間ではネット環境がスマホ中心になってしまっている。
動画もスマホで観るという人も多いのだけど、一方で使用データ量の増加に悩まされるという”矛盾”にも立ち向かわなければならない。
高速通信が可能になったのに、データ量が気になって、というわけだが、ウェブサイトの作りは高速通信できるんだからとてんこ盛りの画像あり動画ありのカラフルなものが中心で、その中身は広告だったりもする。
そこで広告をカットするブラウザーなんか出てきて、商売あがったりだと文句も出て・・・
まだ製作側はユーザーに追いついていないということですな。
たとえばニュースを見るためにサイトを開くと、ニュース本文が読み込まれる前に延々とデータ量の多い”余分”な飾り部分が読み込まれ、本文は見出しだけ見るのにもかかわらず、余計な”出費”を強いられる。
これが現在の”ビジネスモデル”なわけだ。
でもさぁ、グーグルが検索を始めた時の売りというのは、表示が軽いというものだったのを覚えているんだよね。
インターネットはピ〜ガ〜のモデムの時代からISDN、ADSL、そして光回線へと移ってきたんだけど、常にデータ量との戦いと言える状態だったんだよね。
ケータイの時代でもiモードもデータ量との戦いだった。
それが高速通信の時代になって解決されたかに思えたのだが、結局データ量がネックなっているのは変わらないわけだ。
ならばそういう時代に合わせたウェブサイトが作られればいいのだけど、それだと気の利いたサイトができずに、だからお金儲けにつながらないという製作側の都合があって無用にデータを消費させられているわけだが、そろそろそれを打ち破るところが出てきてもいいのではないのかね、当初のグーグルのように。
求められるものを軽快に提供しつつ、ビジネスにも繋げるという”才能”がある新しいデザインが生まれないのかね。
特に情報の方で、文字ベースでの提供で問題ないニュース関連などかなり軽くできるんじゃないのかな。
見たい時にサクサクとつながって読めるというのはありがたいんだけど。
問題はそれでどうやってお金を稼ぐかなんだろうけど、それを考えるのが製作側の新たな仕事なわけで・・・(笑)



東松原商店街 2
東京都世田谷区松原5丁目
撮影 2016年7月14日 木曜日 11時40分
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