Nonsection Radical

撮影と本の空間

6月25日 写真展巡り

2021年06月25日 | Weblog
先日に引き続き都内で写真展巡り。
最初は赤坂のフジフイルム スクエアでの北井一夫「村へ、そして村へ」。
入るとすぐに立木義浩さんの東寺の仏像の写真。
ご本人がいらっしゃったが早々にお暇する(笑)。
写真歴史博物館の壁で北井展は行われていて、先日新宿でのYumiko Chiba Associates viewing room shinjuku での展示とコラボする感覚で見る。
会場には案内をするおじさんがいるのだが、以前は開発などをされていた技術畑の人らしくチェキの話などする。
次回7月20日からは大竹省二先生のCOLOR DREAMS。総天然色の写真がみられるのか。

続いてこちらも先日訪れたZen Foto Gallery の STREET PHOTOGRAPHY EXHIBITION 「町へ出よう!」の後期。
前期は田中長徳さんのパノラマ写真が絶品だったのだが、今回は原田直宏さんの「泳ぐ身体」が素晴らしい。
黒の中に光が当たる身体がそのコントラストにより躍動的。

そしてギャラリーイー・エム西麻布の近重幸哉写真展「忘れえぬ一瞬」
先日別のギャラリーで案内ハガキを見て、これはと最終日に訪れる。
久々に旅のスナップ写真を見た!という感じ。
ヨーロッパを旅して撮影した写真なのだが、どれもが静かな時間の一瞬を切り取った傑作。
そうそうこれが正統派のスナップなんだよなと一人思いながら楽しむ。
会場には最終日とあって関係者が集まりカメラ談議をしていたので邪魔にならないように退散。
良い写真展でした。

六本木から乗り継いで中野へ。
Gallery 街道 の尾仲浩二写真展「馬とサボテン」。
2007年にメキシコを旅した際の写真なのだが、これがまたよろしい。
割と小さなサイズの写真なのだが、それで十分と言える。
濃厚な色が特徴なのだが、それが映える太陽の光である。
ご本人に初めてお会いする。
記帳しようとしたら直前が赤城耕一先生だったので辞退(笑)

今回も中身の濃い写真展巡りであった。
もう自分で写真なんか撮らなくてもいい。
コメント
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