Nonsection Radical

撮影と本の空間

変化する事に躊躇しない

2012年02月14日 | Weblog
Readerの中にあらかじめ納められているサンプルブックは、途中まで読めるのだけど、そのなかに「仕事術」とか「発想法」とかのいわゆるビジネスものの書籍がある。
保険屋キタノさんから、散々そういう本を紹介されていたのに、これまで読んだ事がなかった。
まあ今回、そういうのを読んでみたのだけれど、なかなか面白かった。
何が面白いかって、人と違う発想や仕事をするには・・・っていう内容が書いてあるんだけど、そんな事ならだれでもしているだろうと思う事が、結構みんなはしていないんだとわかった事。
まあ自分のしている事の確認が出来たという点で、面白かったという事だが、だからといっていい気になっていてはイケナイとも思った。
という事も確認できた事が面白かった。
これでいいんだと思う気持ちと、さらに人の意見を吸い上げて変えていく気持ちが現れて、そうじゃなくっちゃ面白くないなぁと新たにした。
これまで何度か書いたけど、すべてから自由な気持ちを持つ事が難しいので、とりあえず何かしら指針を立てて、それを仮説にしてモノゴトを判断するという作戦を取っているのだけど、それで誰かと意見を交わす事になった時に、指針に従って意見を言うのだけれど、相手の話も聞いていますから。
そういう時の会話ってあとに残るもので、相手の話に納得が出来れば取り入れてしまう。
躊躇なく。

今回の”ビジネス本”も拒否せず受け入れる方針に。
こういう本は、だいたい言いたい事は最初の章に書いてあって、あとはその補足である事が多いので、サンプル部分だけ読んで”エッセンス”を味わったのだけど。
読んだのは「秋元康の仕事学」と「アイデアのちから」なんだけど、まあこれまでだったら手にも取らない種類の本だ。
それがたまたまサンプルで入っていて、はやくサンプルを削除したくて読んだのだけど、新しい世界(本の種類の世界)を知る事になったわけだ。
それで秋元康という人がどんな人なのか多少はわかった事で、これまで胡散臭いオッサンというイメージを変えたわけだ。
そうやって人のイメージを変えていく事にも躊躇しない。
頑固に”信念”を守り通してもあまりイイ事はないからね。
そうやって変化していく事を変節ととらえる人もいるけれど、変わっていく方が面白いと思うので変えていく。
その方がオッサン臭くなくてイイじゃない。
いや、カレー風味のオッサン臭さは満載だけど・・・


京都市上京区喜多川大宮通Part1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Readerを買う

2012年02月13日 | Weblog
諸般の事情によりソニーの電子書籍リーダーReader(そのまんまやんか)を買った。
6インチ画面のPRS-T1という赤いボディのものだ。
量販店で買ってもほとんど”ポイント”がつかないので、ソニーストアに行って購入。
ソニーストアだと3年保証になる。
おまけに、おまけの500ポイントくれた。
ネットで製品登録すると500ポイントくれる。
これで本が購入出来るらしい。
らしいというのは、まだ購入していないからだ。
本体にお試し版が入っているのと、ReaderStoreでサンプルをダウンロードもできるので、それで様子を見ている状態だ。

大きさは110x173で新書の長編を少し短くした感じで、重さも厚さも新書サイズだ。
画面をタッチすると様々な操作が行なえるが、付属してタッチペンがついている。
ついているがついていない。
本体にタッチペンを挿入出来ないのだ。
きっとどこかになくしてしまうだろうと思ったら、”付属”のポーチにタッチペンを差し込むポケットがあった。
アクセサリーでブックカバーがあり、照明付きのものもあるので買おうかと思ったが、ポーチで十分だし、ブックカバーは重いし、室内でも十分文字が読めるので必要なかった。

で、さっそくお布団に潜り込み、サンプル作品を読んだのだけど、困るのは指の置き場がないこと。
画面に触れると何らかの操作がなされるし、周辺部の枠を指でつかんで持つのがどうにも不安定だ。
片手で持つよりも両手を添えて読むスタイルになり、お手々が寒い。
ハンドストラップでもつけられれば、それでホールド出来るのだが。
表面はプラスチックだが、裏面は金属なのでやはりお手々が冷たい。
視認性は悪くないが、サイズが寝転んで読むにはやや大きく、文庫本サイズのPRS-350でも(いろいろ機能制限があるけど)いいかなぁと思った。

説明書を読んでも、操作がよくまだ飲み込めないのと、使い勝手が少し悪いので試行錯誤を繰り返している。
もう少しユーザーインターフェイスが洗練されるとイイのだけど。

とりあえずは青空文庫を読み込んで時間つぶしをしてみる事に。
欲しい本はまだそんなにはない。
少しずつ増えてはいるようだけど、駅前の個人書店よりはまだ見劣りがする。
専用のReaderStoreの他にも、読める仕様の電子書籍もあるようなので探してみようと思う。
では、みなさんもお買い求めになりますように。



浜松市西区馬郡町・坪井町
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キムチを探して三千里

2012年02月10日 | Weblog
キムチが好きなんです。
それも日式の浅漬けではなく、しっかり漬け込んだ韓式のが。
大阪にもコリアンタウンと呼ばれる地域があって、そこでは韓式のキムチも売っているんだけど、高いんです。
キムチって普段に食べるものだから、高いというのはどうもねぇ。
一方で、安いキムチって必ずと言っていいほど化学調味料を使っている。
グルタミン酸ナトリウムがダメなんです。
クドすぎる。
いつまでも口に残ってキモチ悪い。
で、ソコソコの値段でクドくないキムチを探していたんだけど、今日これはどうかなというのを見つけました。
それも隣町で。
店頭で見るとしっかり唐辛子が乗っている。
あいにく成分表示がないのでどうかなと思ったけど、試しにとキュウリキムチと白菜キムチを買った。
キュウリキムチは老母用にだ。
帰宅後、さっそく白菜をハサミでチョキチョキ刻み、ガラス容器に盛りつけた。
キュウリを食べるとあきらかに調味料の味が・・・ガックリ
白菜はと食べると、こちらはキュウリよりもクドくない。
まあ、我慢出来る。
が・・・
長野のカナモト食品では、化学調味料を使っていないキムチを適価で通販しているので、何度も買おうかと思い続けていたけど、決心がついた。



舞鶴市 中央商店街
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんだぁ~と思ったが、ある意味スゴい

2012年02月09日 | Weblog
先日、紛失したイヤフォンコードのクリップが駅の階段で数日ぶりに発見されたという事を書いたが、今日また新たな展開があった。
帰宅するとiPodをiTunesに接続し、ポッドキャストを取り込んで充電したあと、決まった場所(青山裕企さんの「空跳博」のポストカードケースの上)に置く。
今朝そのiPodを取り上げようとした時に、ケースの上にクリップがコロリと落ちていた。
またコードから外れたんだと拾い、コードにつけようとしたら・・・
コードにはクリップがついていた・・・
つまりだな、あの駅の階段で突如手元に戻ってきたと思ったクリップは、誰か他人が落としたクリップだったのだ!
自分のクリップは部屋のいつもの場所に落ちていたんだ!

それにしても不思議なのは、昨夜iPodを置いた時にはクリップなどなかった。
もちろんずっと以前から置き場所は毎日目にしているのに、クリップなどなかった。
それが今朝、黒いそら豆のようなクリップがコロリとあったのだ。
そして、そうそうありそうもない黒いそら豆のようなクリップが、いつも通う駅の階段に誰かがたまたま落として、それを「発見」したワケである。
部屋の中にクリップを落としていたのなら「なんだぁ~」で済むのだが、誰かの同じカタチのクリップをたまたま拾うという事があるなんて、ある意味スゴいと思ってしまった。
昔愛した女性にそっくりのジョシに出会い、それが昔愛した人の娘であったというニューシネマパラダイスの1シーンに匹敵するスゴさだと思いませんか?(思わないだろうねぇ)



京都府綾部市 広小路商店街
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そう思えばなんてことない

2012年02月08日 | Weblog
「FBIフーバー長官の呪い」マルク・デュガン著 文春文庫と「カリスマ 中内功とダイエーの「戦後」」 佐野眞一著 新潮文庫を並行して読んでいた。
どちらも個性豊かな、偏見と偽りと猜疑心と嫉妬と欲望をむき出しにしたメンドクサイ性格の持ち主と同様な性格の周囲の人々の話だ。
つまり、あらゆる人々に共通した性格の人物の物語である。
そうだ、普遍的な物語なのだ。
特別な誰かの話ではなく、誰もが持つありふれた感情のなせる行動なのだ。
そう思えばなんてことない。
こんな性格のヤツはキライだ、近づきたくない、自分は違うという考えにならずに、みんなそうなんだ、自分もそうなんだ、世の中はそうなんだとキチンと理解すれば、キチンと物語も世の中も見えてくるのだ。
それを理解した上で、自分がどのように振る舞うかを考えればイイのだ。
そうする以外ない。
そうすることもなんてことない。
それはそれで世の中が面白く見えてくるのだ。



長浜市 長浜大手門通り
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする