Nonsection Radical

撮影と本の空間

6月18日 Highline は Normal で

2021年06月18日 | Weblog
仕事明けに街をぶらついてみたのだが、インスタント写真機チェキを持ち出して撮影する。
これからはインスタント写真の時代だと思っているので、積極的に活用しようと思うのだが、それもこれもチェキが元気だから(ありがとう富士フイルムさん)。
8X10ポラも4X5インスタントも途絶えてしまったけれど、チェキがあれば(instaxシリーズね)大丈夫。
写真撮影者はモノクロバライタファインプリントだ、高画素デジタル写真だと言ってるが、どうも感覚としてはインスタント写真じゃない?と世間一般の人が支持する流れに乗ってコントロールの不確かさに魅力を感じている。
実はチェキのデジタルデータ(そういうものがあるんだよ)はスマホで撮影した並みの普通のものなんだけど、それを例のプリントにするとあの不思議なダルいトーンになるんだね。
そして現在では色々と小細工をしてプリントできるのだけど、感じはHighline は Normal でプリントするのが”今は”好みとなっている。
プリントのトーンはその時の気分で変わるんだよなぁ。何がいい感じか。

まあ同好者は現れないだろうから一人で楽しむことに。
写真は自分のために撮るのが一番楽しい。

口絵はコンデジです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月16日 納税

2021年06月16日 | Weblog
日本における責任と言えるのは納税なので文句を言いつつも払っている。
中には有名人でさも社会のリーダーのようなスタイルでものを言う人がいるけれど、裏で汚く税金逃れをしていたのがバレて、そんなのがなぜ相変わらずテレビとかネットで偉そうな社会的な事を言ってんだぁ?と思うこともある。
同時に人望のなさをバラされたのによくもまぁ恥ずかしげもなく・・・と厚顔ぶりに呆れる。
それぐらい納税は大切だと思っているわけだ。
で、お金をかき集めてようやく納めてきた。
税金をたくさん収める人に感謝だ。

ATMでお金を下ろしたところで警察官に呼び止められる。
どうやら振り込め詐欺の被害者(!)かと心配されたようだ。
下ろしたと言うと解放。

仕事場のおねいちゃんをチェキ撮りした。
なんかもうインスタント写真プリントですべてOKなんじゃないの?
こだわるのはそこじゃないでしょ俺の写真は・・・の気分。
プリントが持っているイメージと自分の記憶がつながっているだけでマイコレクションは完成しているんじゃないのかと。
おねいちゃんのチェキは秘蔵。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月13日 雨というので

2021年06月13日 | Weblog
予報では雨模様というので外出は控えて”事務”仕事。
本の整理をして、動画をアップロードして、CDを見繕い、アマゾンで映画を検索しと、実質何もしないで1日を過ごした。
本は同時に何冊も読んでいるので、読了時期が重なると同時に何冊も読み終えたことになる。
今日も何冊か読む。
現代日本を読む 武田徹 著 中公新書
ブキミな人びと 内田春菊 選 福武文庫
「家族」と「幸福」の戦後史 三浦展 講談社現代新書
勉強のための資料、趣味のノンフィクション、気休めの短編小説。
この3つのジャンルを基本に本が積まれているので、それぞれ満遍なく読みたいのだが、そろそろ部屋の中が本で圧迫されてきたので、小説類を一気に片付けて京都に住む姉にでも送ろうかと。
姉も本を読むので、普通の家庭では本をみんなが読んで、本棚には数百冊ぐらい納められているのが普通だと思っていた。
大人になって本を読まなくなるなんて思いもしない。
そもそもオッサン連中は仕事場や居酒屋で散々”オレ様論”を垂れるが、本も読まずにどこから怪しげな話を仕入れてくるんだ?

映画を検索していてシニア割引があることは知っていたが、一体何歳からなのか知らなかったので調べたら、とっくに対象年齢だった。
俄然映画への興味がわいてきた。
最近はすっかり映画はご無沙汰になったが、どこか単館上映館を探して行こうかなと。
こういう生活なのにとりあえずは雑誌で映画情報は得ているんです。
特に渋めの映画は

本を読んで映画を観て写真を撮ってそれを仕事の合間にするにはあまりに時間がなさすぎるし、第一お金がない。
自覚しているが、お金の使い方にかなり偏りがあって、世間で普通にしている外食や余暇の過ごし方へ向けるお金が全然なくて、貧乏なのにせかせか余計なことに手出ししている感があふれている。
そういうにんげんだもの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月12日 48時間勤務明け

2021年06月12日 | Weblog
さすがに何もやる気が起きない。
洗濯して寝て1日終わり。
明日は何かができるかと思うと日曜日ではないか。
今日住民税を払いに行こうとしたら土曜日で窓口が閉まっていることに気がつくし。
日曜日は基本的に人手が多いので”活動”には不向きなんだよな。
どこが緊急事態宣言下なんだよ
一部で「自粛疲れ」などとほざく連中がいるが、自粛などほとんどの人がしていないので、それで疲れるわけがない。
疲れるのは好き放題できないからで、これと自粛とは根本的に違う。
セルフイメージで日本人は(と雑な大括りで語るが)メダカのように群れることが多く、一方向へ集団で向かう事に抵抗がないなどと思われているが、昨今の動きを見ているとそんなものはずっと昔の話で、現在ではいわゆる烏合の衆がせいぜいで、そういう点で世界標準に近づいたと言えよう。
ところがこれまでそんな”国民性”を利用してきた機関は、まだ変化がに見込めていないようで、上から一声かければ黙ってみんなが従うと思っていてのコロナ対策が軒並みいう事をきかない連中に振り回されて頓挫している。
さすがに長年オカミのいう事などきかない歴史がある他国では、きかすために有効な手立てがわかっているので四苦八苦しながらもまとめ上げているようだ。これが民主主義のやり方なんだよな。
国民がいう事をきかないのが悪いのではなく、そういうものなんだよ国民の姿とは。
しかし国民本来の姿に戻ったと喜びたいところだが、実は一致団結してというレベルにまで国民の基礎力が届かないほど劣化したというのが本当のところではないかと心配ではある。

注文していたブックオフの本が軒並み到着。
四件で6000円ほど出費。
一番高い本で、「アート写真集ベストセレクション101」 玄光社。
この手の本は、「写真集を読む ベスト338完全ガイド」とか「写真集を読む2 ベスト338完全ガイド」 メタローグ
とかを見ておけば十分だろう。意外と写真集の情報を持っていない人が多いようなので。

フィルムカメラ時代のUWH12mmやCS21mmがデジタルで予想以上に”使えない”ので買い替えと15mmぐらいの街撮りレンズを物色しているが、欲が出て決まらず。
日本の狭い道の商店街などは15mmぐらいの広角でないと収まらないんだな。
これでシフトとなると一択だがそれは避けたい。
となると・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月9日 写真展巡り

2021年06月09日 | Weblog
最近はすっかりご無沙汰になったギャラリー巡りを久しぶりに。
前夜しっかりとルートと乗り継ぎをメモして順番に行ったのは珍しいこと。

スタートは西新宿のYumiko Chiba Associates viewing room shinjuku の北井一夫 / 柳沢信 展
1970年代(多分)の”地方”を撮影したモノクロ写真。
大変誤解を生む感想になりそうなのだが、その辺のところはご本人に機会があればお伺いしたいところ。
70年代というのは都会と地方はテレビでは垣間見れても遠い距離と隔たりが歴然とあったわけだ。
都会からそこへ行くとは当時どういう心境であったか、あるいは訪ねてこられる側はどのようなものだったのだろう。
現在では消えてしまった風景が写っているのだが、実際に目にしたもの、想像がつくものがある。
そこに目を向けて写真に撮影するという”発想”は高度成長期の日本においてどういう立場に立つものだったのだろうか。
たとえば当時都会から地方へ出張へ行くというのでさえ泊まりがけで、その際にご当地の食べ物、風景、空気、人間に触れ合って帰ってくるというある種の旅だったわけだ。
そこには生活の違いがハッキリあり、少し前まで都会の大学の学生運動に関わっていたような人がどういう価値観で地方へ行ったのか興味がある。
逆に現在の価値観で写真を見ることでの”誤解”も生みやすい。つまり時代が変わってしまったということだ。

ちなみに現在六本木のフジフィルム スクエアで北井一夫「村へ、そして村へ」が開催中(?)で、そこで北井さんが当時の様子を語っています。
「〈村へ〉の時代と作品を語る」(PDFファイルで9.8MBあるから注意)

続いて六本木へ移動して
Zen Foot Gallery のSTREET PHOTOGRAPHY EXHIBITION 「町へ出よう!」
前後期に分かれての8人の写真家による”ストリート・スナップ”。
今回は須田一政、田中長徳、有元伸也、ジョン・サイパル。
田中長徳さんはスナップかな?と思わせるパノラマカメラでの撮影「Panoramic Photography Europe 1975」。
これがすごく良い。あまりに良すぎてギャラリー出版のパノラマ写真集を買ってしまった。(ちなみにこれでほぼ所持金0に)
後期は6/15からで、ついでにフジ・スクエアに行くのも良いかも。

次は外神田のgallery bauhausの12人の写真家によるパノラマ写真展「PANORAMIC PHOTOGRAPHY」へ。
これがまた良いんだな。絶対に行く価値はある。前回の長徳さんの個展も良かったし、連続グレート!

最後が東神田にある Kiyoyuki Kuwabara AG の 連続企画「都築響一の眼」vol.4 / portraits 見出された工藤正市
父の死後、残されたネガを娘さんがスキャンしてインスタで一躍・・・と話題の工藤正一さんの写真展。
工藤さんが若い頃、写真雑誌の月例に出していた写真がどのようなものかは知らないけれど、蘇った写真はどれも素敵なスナップ写真です。
そうまさしくスナップ写真なんです。記録でも芸術でもないスナップ写真。
どうやら撮影されたのは1950〜1962年のようですが、みすず書房から写真集が発売されるようです。
北井さんの写真と時代は少しずれますが見ながら色々考えることもありますね。

こんな感じで駆け足で巡って一日が過ぎていく。

次回は「町へ出よう!」の後半とフジ・スクエアの北井さんと西麻布「ギャラリー イー・エム 西麻布」の近重幸哉写真展「忘れえぬ一瞬」に行こうかな。
近重さんのは手に入れたポストカードの写真が素敵だったから

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする