あれやらこれやらいろいろありまして・・・

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ヤマダイダイゴケ

2019年02月22日 | 地衣類メモ

 

ヤマダイダイゴケ属

ヤマダイダイゴケ

旧ダイダイゴケはダイダイゴケ属とヤマダイダイゴケ属に分かれたそうです。

日本新産のヤマダイダイゴケに名前が変更。

ヤマダイダイゴケ(Mikhtomia gordejevill)

痂状、子器盤が橙色

 

 同定済

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カラタチゴケ

2019年02月22日 | 地衣類メモ

 

カラタチゴケ (枸橘木毛)

Ramalina conduplicans

チャシブゴケ目カラタチゴケ科カラタチゴケ属

緑藻(Trebouxia)を共生藻としている。

灰白色から淡緑色の樹状。長さ5cmを超える。

分布:北海道、本州、四国、九州に至る冷温帯。

樹皮上に生育。

 

地衣体は狭く扁平で又状に分枝する。所々縦に走る溝。

分枝の先端にお椀状や皿型のカノラ型子器をつける。紛芽や裂芽を欠く。

 

細微な擬盃点が少しある。

鉤爪のようになっているところが擬盃点。

これは勘違いしていることが有って目から鱗のご教授をいただきました。

 盛岡市

 

 
2019-07-20 薮川にて
 
 
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ヤマトキゴケ

2019年02月22日 | 地衣類メモ

 

ヤマトコゴケ (大和樹木毛)

Stereocaulon japonicum var.japonicum

キゴケ科キゴケ属、

分布:本州、四国、九州、伊豆諸島、小笠原諸島、薩南諸島に至る冷温帯、暖温帯

岩上に生育。

 

緑藻とシアノバクテリア(ネンジュモ属)が共生し、

灰色から淡褐色の単一樹状。大きさ5cm以下。

擬子柄の太さは基部と頂部で差がない。

 

 

少し分枝。擬子柄の片側は密にサンゴ状の棘枝。

擬子柄の頭頂部に黒褐色の子器をつける。

暗緑色で小球の集合からなる頭状体をつける・・・この画像では拡大できず。

 

 秋田県 仙北市

 

観察地でのデータ集積がありこちらで照合しながら地衣類を学びたいと思っております。

 

参考図書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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