里山の移ろい

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ローカル線の廃止反対

2022-07-29 13:59:34 | 日記

私たちが子供だった頃、

子供が2人などと言う家庭は、珍しかったものだ。

どこの家にも、4~5人の子供たちがいたものである。

子供たちが集まって、

日が暮れるまで遊んでいたものである。

それが、今や1集落に1人や2人、全然いない集落さえある時代になった。

子供たちの声すら、耳にしたことがないのが今日である。

角田市の調査によると、20年後には人口が現在の半数になる。

そんな、驚くべき結果が出ている。

これは、当市だけでない、人口問題は国の最大級の問題なのだ。

それなのに、国も県も具体策を講じようとする気配がないのが現実である。

 

 したがって、人口減少は急速に進んでいる。

このままでは、米国ェーロンマスク氏の言うよに「日本はなくなる」、

これは「世界にとって大きな損失である」、と述べられている。

 

こんな中、宮城県の某新聞一面トップに、

「JR東のローカル線全て赤字」、そんなニュースを目にした。

つまり、県内だと陸羽東線鳴子温泉~最上間では、

100円稼ぐのに8,760円などと言うものだ。

バス転換等を要請する狙いのある検討結果でもある。

JR役員は「鉄道は大量輸送が前提・・・」と話す。

 

 こんな結果を公表されると、やむを得ないのかなぁ?

そんな、気持ちにもなってくるが・・・・・・・・

しかし、このまま鉄道網を縮小していけば、その先どうなるのだろう?

地方には、人が住めなくなるのではなかろうか。

住むなと言うのか?

住んだとしても、地方に住む人たちが運賃などの形で負担が多くなる。

これも、形を変えた税金でなかろうか?

JRの役員が、鉄道は大量輸送が前提等と言うが、欠けている視点は、

全国民がどこに住んでもほぼ、平等に生活できるで事でなかろうか?

そのために、国は汗をかくべきであろう。

 陸羽東線は、これまで一度も乗車したことがない、一度は乗ってみたいと思っていた。

が、武漢ウイルスでその夢も叶わず今日に至っている・・・・。

国鉄からJRになって35年、

今一度、原点に返って国土の均衡ある発展のために、JRはもちろん、

国も地方も国民も知恵を絞るべきではなかろうか。