里山も、秋を感じさせるものが目にとまるようになった。
紫の小さな花が、一本の茎にいくつもへばりつくように咲いているハギ。
株によっては、二十数本もの茎が弓なりになりながら花を咲かせる。
一方、真っすぐ天に向かって伸びるのがススキ。
少しの風にも、穂が揺れるしなやかさ。どこか哀愁を感じさせる。
ここ何日か、雨の日が続き散歩もままならぬ日々を過ごしたが、
今朝、愛犬との散歩でハギとススキの光景を目にした。
今にも泣きそうな空模様を眺めながら、山小屋まで足を延ばした。
改めてハギの花を写真に、と思っていたが雨が降り出し、
午後になっても、待てど暮らせど雨が止まず、アキラメて写したのが隣家のツツジ。
季節外れの、二度目の開花? 雨に打たれて咲く様子もまたいいものである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます