予約もレッスンも吹っ飛んで、それなりに落ち込んぢゃいるけどな
この時間を無駄にしてちゃ、未来から来た見えない俺から怒られるわ。
※これ、自分の曲のワンフレーズ。
ま、時間が空くってことは、モノ作りに集中できる時間が増えることでもあるもんな、
そこは有り難く捉えてた方が俺らしいわな。
器械体操部(けっこういい選手だったんだよ)だった高校生の頃、
コーチに感謝してるってな話から、おやぢがこんなこと言ってたなぁ。
「師に感謝の気持ちを伝えたかったら、教わった事で師を超えてやるこっちゃ!」
これが今でも耳に残ってる。
酒飲みながら赤ら顔で、ガキの俺にドヤ顔で言ってたなぁ。
いろんな道を模索してミュージシャンになって、ギタリスト〜シンガーと経験。
ひょんなことから「GOSPEL」と出会い、講師をやるのが本業に。
出会いが出会いを呼び、有難いことにたくさんのグループで
講師・ディレクターをさせて頂いてます。
関西のゴスペルイベントに出かけたら、必ず挨拶に駆け寄ってくださる方もいる
くらいに顔も売れてきた?(いやいや、悪い事できねぇぞ…)
この音域・技術・感覚を使って、楽譜の読み書きもできない俺なんぞが
音楽で飯食えてるのも、ゴスペルのおかげなんだよなぁ。
親しくお付き合いいただいてるプレーヤーも、一流の実力者ばかり。
この音楽家人生には、「感謝」しかない。
各グループで課題曲になる楽曲には、「バッキングトラック」ってものが
必要なんだけど、わかりやすく言えばゴスペルのカラオケです。
俺には一つポリシーがあって、市販のものは使わない。
一から自分で作ったそれに対して、すべてのコーラスパートを自分の声で
レコーディングして、それを教材としています。
たまに同業の方からの、制作依頼が来るのもめっちゃ嬉しいし有難い。
ゴスペル・R&B・SOUL・ROCK・唱歌・オリジナルナンバーまで
いろんな曲を作ってきたけど、ざっと数えただけでも優に300曲超え!
で、またさ、これ作ってる間は一銭にもならねぇんだよなぁ。
よくやってきたと改めて思う。
一曲一曲、感謝の心を持って製作するんだけど毎回のテーマは、
「コピーなのか、カバーなのか」
● コピー ●
元となる楽曲の細かいフレーズ〜ニュアンスまで、忠実に「再現」する事。
これ、めっちゃ自主トレになる。
● カバー ●
自分の解釈を中心にアレンジを加え「自分の作品」として、
違う形で完成させる事だと考えてる。
どちらも楽曲には、心から敬意を払いながら取り組んでます。
ご依頼で受けた案件では「コピー」がメイン。
自分で選んだ楽曲は、ほとんど「カバー」の要素が強い。
前振りが長くなったけど、おやぢの話じゃないが楽曲への感謝の気持ちは、
カバーたるもの、「原曲を超えてやる」事が目標。
若干ROCKテイスト入るのが、俺流のアレンジかな。
「誠十郎のアレンジで歌うの気持ち良い〜♡」とかね、
「原曲より、こっちの方が好きです〜♡」なんて言われた日にゃぁ
眉毛の付け根が上がって口角落ちて、なんとも締まりのない笑顔に
なるほど、喜んでしまいます。
今回も頑張ったわぁ。
想像以上に苦戦もしたけど、知る人も多い名曲中の名曲。
思いっきり「誠十郎テイスト」です。
お披露目が楽しみだぁ♬